天気が悪くなると痛みが出たり
体調が悪くなったりする
「天気痛」と呼ばれる症状が認知され
メカニズムもわかってきました。
奈良県の天気痛の割合は47都道府県中
島根県に次いで2位(65.3%)と
嬉しくない統計が出ています。
症状は
1位 頭痛
2位 肩こり、首こり
3位 関節痛
4位 腰痛 …
となっています。
なぜ、天気によって痛みが出るのかというと
「耳」が関係しています。
耳の奥に内耳があり
内耳はリンパ液で満たされています。
このリンパ液の流れる方向や早さで
体のバランスを調整する事で
動き続けることができます。
内耳には気圧を感じるセンサーがあり
このセンサーが天気による気圧の変化により
リンパ液に流れに影響を与えてしまいます。
体のバランスは内耳だけでなく
「目」からの情報にも影響されます。
気圧の変化により
体の傾きはないとする「目」からの情報と
気圧の変化によりリンパ液が流れて
体が傾いてるとする
「内耳」からの情報の食い違いにより
脳が混乱しストレスを受けます。
このストレスで交感神経を興奮する事で
持病や古傷などの痛みの神経を興奮させ
昔怪我した所が天気によって
痛いということが起こるのです。
また、交感神経が興奮すると
血管を収縮させるので血流障害が起こり
頭痛やむくみ、肩こりや腰痛なども
起こります。
長くなったのでまた書きます。