付き合っているとき、
夫の家で、急にお腹が痛くなって、
動けなくなったことがありました。

私はもともと胃腸が弱く、
急性胃炎も何回か起こしていたので、
それに似た痛みで、焦りました。

でも、夜だったし、
夫はお酒を飲んでいたし、
救急車を呼ぶと大事になるし、
できるだけ病院行かずに我慢しようと思ったんですが、

布団に丸まっていても、あまりの痛さに
冷や汗と涙が出てくるほどでした。

そんなとき、
少し波がおさまって、
ふっと夫の方を見ると、
口では「大丈夫~?」と言いながら、

友達とメールしていました。
私の方なんて、見ていませんでした。

その姿を見て、
痛さとは違う涙が出てきました。

私が反対なら、
今この状況でメールするだろうか。
しかも、急用でもなく、
次の飲み会の打ち合わせ。

なんで?
なんでこの人はこんなことができるの?
痛みで動けない人間が目の前にいて。

相手が私だから?
私がそこまで愛されてないからなのかな?
大切じゃないから、心配もしてもらえないのかな?

すごく寂しくて、
彼に言いました。
なんで今メールするの?と。

返って来た返事は、
「返事早く返さないと悪いだろ!」

このときに、
あ、この人は、優しいと思ってたけど、
本当はすごく冷たい人なのかもしれない、
という気持ちが初めてわきました。

このときに、別れていれば良かったのかな。
この後、数えきれないくらい、こういう事がありました。

でも、夫は、周りに対しては、
優しく、マメで、よく気のつく人でした。

それを見るたびに、
相手が私だから冷たいのかな、
私に魅力がないからかな、という気持ちも
大きくなっていきました。

周囲から見れば、離婚することは、
「あんな良い人と、なぜ?」となると
思います。

たしかに、家事も手伝ってくれるし、
色々うるさく言わないし、
ギャンブルも浮気もしない、
真面目に仕事に行き、暴力も振るわない。

でも、いくら洗濯をしてくれても、
誕生日に何かしてくれても、

私が欲しいものは、それじゃなかった。

うまく言えませんが、
夫からはずっと
愛されている、
と感じませんでした。

心の奥の方で繋がっている、
必要とされている、
とは、思えませんでした。

言葉の端々や、ふとした態度に、
ゾッとするような冷たさを感じることがありました。

でも、表面は優しい。
言葉では「愛してる」と言ってくれる。

そのギャップが、余計に辛かったです。
きっと彼は、誰のことも愛したことがないんだと思います。

その彼ごと受け入れるだけの器が、
私にもなかったんだと思います。




夫は、周囲からの評価がすごく良い人です。

結婚するときも、皆に
「良い人見つけたね、間違いないよ」と
言われました。

私もそう思ってました。はじめのうちは。

仕事熱心で、真面目で、
情に厚く、礼儀正しく、
スポーツマンで爽やかな人。

これが、周りから見た夫です。

でも実際は、
仕事が嫌で嫌で仕方ない、
何も自分では決められない、
いつも誰かが何とかしてくれる、と
考えている人でした。

実家での溺愛されっぷりと、
夫の王様ぶりに、愕然としました。
家では「しんどい。仕事行きたくない」ばかりで、
話しかけても相槌が返ってこないこともよくありました。
いつもしんどそうで、つまらなそうで、
でも遊びに行くときは元気で楽しそうでした。

そんな毎日のなかで、
少しずつ、
「この人は、日常の私と2人の時間は、
どうしてこんなにつまらなそうなんだろう」という気持ちが、
私の中で、不安となっていきました。

何か楽しいことを提供していなければ、
夫は私といてもつまらないんじゃないか、
と思うようになり、
無意識に、顔色を伺うようになりました。
泣きすぎて頭が痛いです。

夫から連絡はなく、
つい数分前も、ログインしてたので
ゲームはしているようです。

今は、連絡したい気持ちはおさまりました。
ただただ、残念だなあという気持ちです。

相手がどう感じるか、を考えるのが
苦手な夫。
何度も何度も、
私の今までの人間関係では
なかったことをされては、
寂しくて、辛くて、泣きました。
自分に魅力がないから、
こんな仕打ちをされるんだ、
相手が私じゃなかったら、
この人はきっともっと優しいんだ、と
思うようになりました。

一緒にいる時間は長かったけど、
心のどこかで、ずっと寂しかった。
夫が1番大切なのは、自分自身。
次は義母。
次は義家族。
私はきっと、たくさんいる友達の中の1人くらいなんだろうな、と。

分かってたくせに、
現実を見るのがこわかった。

突きつけられて、
今は、
少しずつ気持ちが落ち着いてきています。


これからやること、いっぱいだなあ。
でもいっぱいある方が、気が紛れるか。


がんばろう。
やっぱりずっと夫のことを考えてしまいます。

休みなのに、何してるんだろう。
なんで連絡くれないのかな、
もう終わりだと思ってるからなのかな。

なんで向き合ってくれないの?と
電話してしまいそうなのを、
こらえています。

冷たい返事が返ってくるのが分かってるから。

これ以上、傷つくのが怖いです。
あの、冷ややかな目を思い出すと、
泣けてきます。

根は冷たい人だなあ、ということは
ずっと前から分かっていました。
なんでそんな事ができるんだろう、と
思うようなことも、
何度もありました。

でも、その度に
「変えるから。直すから。」
と言われてきた。

今回は、彼も
もう変わる気がなくなったようです。
ずっと見ないふりをしてきた。
いつかなんとかなるかなと思ってきた。

だけど、
人って、そんな簡単に変わらないですよね。


夫も変われなかったし、
私も変われなかった。

お互いが自分を曲げられなかった。

だからどちらが悪いとかではなく、
こうするしかなかったのを
今まで騙し騙し引き延ばしてただけなんだと思います。


書いてると、少し冷静になれます。
電話したい衝動を抑えられます。

今日一日は、辛いだろうな。
電話したくなったら、ブログ書くことにします。
夫から連絡はありません。

ゲームはしているみたいです。

今までも、どんなに喧嘩してても、
どれだけ私が泣いていても、
友達と遊ぶ約束があったら、
行っていた夫。
だからゲームができるのも、当然なんですけどね。

今日はずっと楽しみにしていた週末でした。
お互い休みだし、週末のために
仕事がんばろうね、と言ってきました。

私はちゃんと諦められるかな。
心臓がドキドキします。

頭では、この人とは無理だ、と分かっているんです。
夫と結婚してから、
何度泣いたか分かりません。
どんどん自分に自信がなくなっていきました、

自傷する人の気持ちが分からなかったけど、
してしまっていた時期もありました。

とにかく、自分が嫌でたまらなくなるんです。
嫌で嫌で、なんでこうなるんだろう、
消してしまいたい、
自分を攻撃したくなるんです。

そんな自分が本当に嫌でした。


でも、今は、
自傷したいとも、死にたいとも思いません。
悲しくて、ドキドキして苦しいけど、

夫がいなくても、
きっと大丈夫だろうなという気持ちもどこかにあります。

そう考えると、
我ながら強くなったなと、
書きながら思いました。

少しずつ、
次のステップに進めるように、
がんばっていきたいです。