老人ホームに入所している父の事です。
「悪性関節リウマチ」と診断され、入院中多量のステロイドが投与された。
ホームの職員さんやケアマネさんから副作用の心配の声を聞いたが、この薬に関して無知な娘はそれが全くわからなかった。
痛みの緩和の為の処置だから仕方ないんだ。
95歳の老人にとっては副作用より、痛みを取り除く為なんだ。
務めてそう思うようにした。
退院後、その副作用の怖ろしさを初めて知った。
ムーンフェイス(浮腫んで顔がパンパン状態)
皮膚の紫斑(広範囲の黒ずみ)菲薄化(表皮が薄くなり、少しの刺激で剥離する)
これはあくまで見た目の副作用
ステロイドは、強力な抗炎症作用、細胞増殖抑制作用、免疫抑制作用を有する薬剤として多くの疾患の治療に使用されていますが、長期的な使用によって生じる副作用について知っておく必要があります。 ステロイドが皮膚に与える副作用には、皮膚萎縮、皮膚線条、紫斑、多毛などがあります。
面会した時、大量の虫が飛んでいるとか、誰かがこちらを見ているとか言っていた。
これも副作用の一つだとか・・
ステロイドは精神症状の発症リスクがもっとも高い薬剤の一つであり,自殺のリスクは7 倍に上昇する. ・ 気分障害(躁病,うつ病,混合性の各エピソード),精神病性障害,せん妄,軽度認知障害など多彩な臨床症状を呈する. ・ 急速・高用量投与時には躁病エピソードが,長期投与ではうつ病エピソードが生じることが多い.
他には目に見えないが内臓にも多大な影響はあるでしょう
健康で、とても丈夫な体だった。
友人・家族等全て亡くなり
娘の私とその子供のみ
最後はこんな感じになるのか
涙が出る・・