贈与を生きる | 須藤峻のブログ

須藤峻のブログ

すどうしゅんによる、心の探究日誌。
生きることは不思議に満ちてる。自由に、自在に生きるための処方箋。

人間は、生きている限り、与えています。
そこに立っているだけで、誰かの風をよけ
日陰をつくり、身代わりに、誰かの視線に留まります。

人間は、生きている限り、受け取っています。
見知らぬ誰かの肩を借り、誰かの言葉に背中を押されます。
僕らは、相手の姿に自分を重ね、自分を省み、成長する契機を受け取ります。

僕らは、そこにいるだけで、誰かに愛を贈り、誰かに勇気づけられ、
誰かを嫉妬させ、誰かの敵となり味方となり、悪となり正義となります。

僕らが生きることは、贈与することであり、贈与を受け取ることです。
すべての現象が、誰かにとっての贈り物です。
ネガティブなことも、ポジティブなこともありません。
すべてが、「学びの機会」として同じだけ、機能します。

人間が出会った時、そこには自動的に、贈与のプロセスが作動します。
僕らは、ただ、その贈与・被贈与のプロセスが、
自動的に価値を生み出していくに、任せればいい。

そのプロセスをコントロールするのではなく
そのプロセスに身を委ねてしまうことです。

自らが、贈与と被贈与を創り出すことへの執着(コントロール)を捨てた時
すべては、あるがままにそこに在るだけになります。

その時、すべての物事が、必要な場所に存在し、
必要なカタチで動いているのが見えてきます。

すべての出会いと、すべての出来事が、
そこに立ち会った関係者にとって必要な体験だったことが、見えてきます。

最近、そんな感覚を感じるコトが多くなってきました。
ずっとそんな感じで生きられたらいいな・・・と思うけど
まだまだ、ま~だまだ、修行中。

自分の提供価値に固執しちゃうなー
でも、それも、誰かにとっての、致命的に大切な体験となってるんだね。
だから、そんな自分に、胸はって、生きていこう!