子供たちに教わろう | 須藤峻のブログ

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すどうしゅんによる、心の探究日誌。
生きることは不思議に満ちてる。自由に、自在に生きるための処方箋。

子供たちに、教わることはあっても
子供たちに、教えることは、ない。

最近つくづく、そう思います。
彼らは、まさに、僕らが、この時代に、取り戻そうとしているモノを全て備えています。

・自分の気持ちを第1に優先する
・好きなことには、徹底的に取り組む
・身体は柔軟で、ちょっとやそっとの動きでは怪我なんてしない
・とんでもない発想の持ち主で、クリエイティビティに溢れている

彼らは、それを、僕らに教えるために生まれてくるのであって
僕らに、何かを教わることは、ほとんどない様な気がします。

一昔前は、
・自分の気持ちではなく、人の気持ちを考えなさい! 
・辛くても我慢をしないさい!
・嫌なことにもめげずに、努力をしなさい!
・人生は大変だから、いつも先のことを見て、準備しなさい!
というのが、「教育」だと言われていた時代がありました。
それが、「人生」だと言われていた、時代がありました。

僕らの世代は、「そんなコト」を身体化し、大人になった世代です。
失礼ながら、それを旧セカイ的な価値観と呼ぶのであれば
僕らの世代が取り組んでいるのは、自分の中に知らぬ間に入り込んだ
「旧セカイ的な価値観」を、解消していくこと。
みんな、そのただ中にいます。

自分の中に入り込んだ「旧いプログラム」を、
自分で解消するというのは、葛藤も多い作業ですけど
それは、非常にエネルギッシュなプロセスだと感じています。
僕らは、まさに、「新セカイ」に向けて、その橋渡しをする世代なんでしょう。

幸い、僕らには良い先生がいます。それが、子供たち。
彼らの様に、生きればいいんですね。
彼らをモデルにして、僕らは生を組み立てていくことになると思います。

そして、もちろん、僕らはかつて子供でした!
その頃の自分が、自分の中に必ず息づいています。
自分の中の子供が、僕らを、きっと導いてくれるでしょう。

僕らのグレイトティーチャーに敬意と感謝を!