複式簿記と人間関係 | 須藤峻のブログ

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すどうしゅんによる、心の探究日誌。
生きることは不思議に満ちてる。自由に、自在に生きるための処方箋。

僕は、簿記が苦手だ。
会社から習得指示を受けたけど、結局、よくわからないまま。
でも、「借方・貸方」というアイデアには心惹かれる何かがあった。
何かなーと思いつつ、放っておいたけど、
先日、人間関係の話だ・・・ということに気がついた。


借方 | 貸方
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売掛金| 売上
現金 | 売掛金

誰もが知ってる(?)、売掛金の仕分。
売掛金の回収を忘れると、必ず期末にズレが出て、
未収金探しに奔走することになる。

これは
忘れていても、自分が与えたモノは、必ず受け取ること。
そうじゃないと、話が終わらない・・・
そんな人生の仕組みの話をしているんだなー


昔、「Aくん」と組んで仕事をしていた時、
僕は夢想家、彼は現実主義者。
いつも、そこに意見の食い違いが生まれていた。
さて、そのプロジェクトが終わり、Aくんも僕も、
それぞれ別のプロジェクトのメンバーに加わることになった。

僕は、恐ろしいほどの夢想家を相手に仕事をし、
毎日「現実的に!」と口にすることになり

Aくんは、おどろくほどの現実主義者と仕事をし、
毎日、「夢を見ようよ!」と語りかけることになった。

再会した時には、当時のお互いの心持ちが
よーくわかったと、報告しあった。
「借方」をやった場合、次に同じテーマにおける「貸方」をやることになる。
こんなに、わかりやすいのか・・・と、驚いたものだ。

自分が、「誰かにしたこと」は、「誰かにされたこと」だけだ。
逆に、「誰かにされたこと」は、「誰かにしたこと」である。

記帳は最後に、数字をしっかり合わせる様に、
僕らも、きっちりと、経験値を合わせていくことになるわけだ。


さて、大量のレシートを前に、
こんな文章を書いてみたけど、逃げられないのよね・・・