太ることが怖い
甘い物を食べると自分を責めちゃう
女性のクライアントさんがそんな悩みを抱えていることは多い。
女性は可愛くありたい生き物だからね、
そこに自然と悩みも出てくる。
私もその1人だった。
拒食症になるくらい重症だったんだよね。
10代後半くらいから、過食嘔吐と拒食を繰り返してた。
私にとって食べることは、ずっと怖いことだった。
摂食障害だったとき、太ることへの恐怖心はめちゃくちゃ大きかった。
だから食べることも怖かったんだよね。
なんていうかこう、自分の全てが否定されるような恐怖?
太ることに対して「絶対にそこだけはダメ!」っていう感じの拒絶感。
今は、なんであんなに太ることを恐れていたんだろうって思う。
数年前のことなのに、そのときの怖さは、感覚としてはもうあんまり覚えていない。
太ることをすごく恐れていたよな、という事実として覚えてる感じ。
この1年くらいで私は約10キロ太った。
栄養療法の効果だんだけど、
(これまでは体が食事を受け付けなかった)
着るものが体に合わなくなっちゃってもう大変。
あちこちムチムチしてる。
キツくて履けないスカートやズボンが増えた。
でも心は平和。
これまでと変わらない。
太ったからといって自分の何が変わるわけではないことを無意識に知ってる。
お肉のついたお腹を見て、太くなった二の腕を触って、ぽちゃぽちゃしててもそれはそれで可愛いじゃんて思う。
太ってる人に対して人は安心感を感じるって話、なんとなくわかる気がする。
で、本題。
太ることへの恐怖心は
・愛されない恐怖
・価値がなくなる恐怖
・自分という存在への否定への恐怖
この辺と繋がっている。
太ることが怖いというより、
・愛されなくなることが怖い
・価値がなくなることが怖い
・自分の存在が否定されそうで怖い
という感じ。
↑
ここ大事だよ
↓
だから心のことをやって
自分が自分を満たしてあげたら
人から愛されたいとは思わなくなるから
太ることは怖くなくなる
価値がある/ないで自分をジャッジすることをやめ
価値基準を手放してしまえば
価値がなくなることに怯えることはなくなるから
太ることは怖くなくなる
自分が自分の存在を認めてあげたら
自分の存在を否定される不安はなくなるから
太ることは怖くなくなる
そんな感じなんだよね。
なんでも適度でいいと思うし、健康なら痩せてても太っててもどっちでもいいと思う。
体質的な体格もあるしね。
でも昔の私みたいに、太ることに怯えて拒食症になったり、自分の体を痛めつけたりするのは痛々しいから、自分の心を自分で満たす方法を覚えて、美味しくご飯を食べれるようになるといいなって。
そう、私、美味しくご飯を食べれるようになったんだよ。
食べる時に「太っちゃう」って不安や怖さを感じるのではなく、
「あー、美味しいなぁ」「幸せだなぁ」って感じられるようになった。
「これで太るならそれでいいやぁ〜」って。
前の私にはあり得ないことだった。
初めてご飯を「美味しい」と感じて食べれたとき、
体がご飯を受け付けるのを感じたとき、
泣いたよね。
あー、なんて幸せなんだろうって。
それだけずっと苦しんできたんだよね。
だから今、太ることは私にとって幸せの象徴なんだ。
太ることに許可を出せるようになった。
自分を受け入れて大切にできるようになった。
美味しいなぁってご飯を食べれるようになった。
食べることが恐怖から幸せへと変わった。
ほんと、幸せなことだよ。
「美味しいなぁ」ってご飯を食べれることは、本当に幸せなこと。
そんな幸せを味わいながら生きられるって、幸せだよね。
※カウンセリングの受付について
体調不良で昨年末からカウンセリングの受付をお休みしています。
もう少し体調が回復したら再開しようと思うので、もうしばらくお待ちください。
申し込んでくれた方々、お待たせして申し訳ありません。
よろしくお願いします。