旅立ち

人は今いるここに欲しいものがないから
別の場所に
それを求めて
足を踏み出す


ここに欲しいものがないなら
それは絶望しているってことだ


人は絶望するから
その場を離れるんだ




チョッパーは「仲間」が欲しかった
でもあの国に「仲間」はいなかった
誰も「仲間」になってくれなかった
唯一2人の医者だけが彼の理解者だった
でも理解者は「仲間」ではなかった

だからチョッパーは絶望していた

自分には「仲間」なんてできないんだ
自分に「仲間」なんてできるはずないんだ
「仲間」なんて求めてもしかたないんだ
優しい理解者がいるじゃないか
それだけでもじゅうぶんだ
それだけでも幸せなんだ
と考えて絶望しながら我慢して生きていた

だけどチョッパーの前に「仲間」が表れた
あんなに望んでいた「仲間」が

だからチョッパーはあの国を離れた

くれはは知っていた
チョッパーが「仲間」を求めて絶望していることを知っていた
だからくれはは送り出した
優しいトナカイが
理解者を捨てて望みを手にしたとき
罪悪感を感じないように
送り出した

優しいトナカイとの別れの痛みと悲しみを乗り越えて
優しいトナカイの求める幸せを自分がもう渡せない悲しみを
もう優しいトナカイと一緒にいられない痛みを
それらを乗り越えて
送り出した





それからくれはは
胸に桜と帽子を刻んで
優しいトナカイとその仲間に負けないくらい
自分の道を貫いた
同じ使命を持つ者たちをたくさん育て
同じ志を持つ「仲間」を作った





そーゆーことなんだと思うんだ

そうきたか

まぁ






真実を知る立場にいないから






受け入れるだけよね







あとは
こっちの
勝手な想いが
渦巻くだけで






間違いなく
この4年半
楽しかった




ありがとう





わたしは
これからも
信じ続けるよ







ダメでもともとやるしかない
の
行き着く先を






ま
もともとダメではなかった
キミだしね


いっておいで

祝福

たくさんの愛に囲まれて生きているんだって

気付かせてもらえる機会を

人は一生のうち

何回得られるのかな

凹んだり

落ち込んだり

情けなくなったり

我が身を呪ったり

石につまずくように簡単に

気持ちは自分の闇に飲まれたり

石がない歩道ですらつまずくしね

自分の闇に

消滅させようと挑んでも

それも含めて

自分自身

結局

自分攻撃で弱まって

自分の闇に対抗する力も弱まって

本末転倒

じゃあさ

逆に考えて

なんで自分の闇を消滅させたいの？

それも自分自身なのに

だってそんな自分愛せないもん

愛せない自分はきっと愛されないもん

愛されるためには

愛されない部分は

なくさなきゃ

そんなに愛される自分でいたいんだね

そんなに愛されたいだね

愛されたい

だって愛されるってことは

存在を許されているって感じがするから

自分って存在がいることが喜ばれていることだから

それはとても心地好いことだから

だから許されない自分は消滅しなきゃならないの

でないと

愛されないから

愛されたいの？

愛したいんじゃなくて？

愛しい人に愛せない部分を見つけたら消滅させようと攻撃するの？

愛する人に攻撃するの？

愛する人が誰かに攻撃されたらどう思う？

怒りで何も考えらんなくなる

じゃあ

愛する人に攻撃加える自分は？

嫌

じゃあ

愛する人の愛せない部分を攻撃できないよね

そもそも愛せない部分って何？

許せないところ

なんで許されないわけ？

なんで許せないところある人を愛しいと思ったの？

許せないところが社会的に許されないことなら

そんな人を愛しいと思う自分が問題なんじゃない？

そうじゃないなら

許されないから愛されないわけじゃないよね

愛しい人に許せないところを感じてたのは

自分自身に許せないところを感じてたからじゃないのかな

あなたのまわりがくれる祝福を感じてみなよ

祝福が照らした闇は小さくなるよ

でも冷たい闇が消えたら祝福の明るさも温かさもわからないよ

闇には闇の存在する理由だってあるわけだし

暗闇の方が安眠できるし

闇の存在を否定するより

闇の上手な活用方法を考えようよ

そうしたら

愛しい人に存在する闇の

活用仕方も見えてくるかもしれないよ

でも

そんなんで愛されないんじゃない？

だからね

愛されないことを考えるんじゃなくて

愛せることを考えようよ

愛を渡す方法の1つが祝福なんだからさ

自分自身を祝福してあげようよ

そして獣ように傷ついたら闇でじっとして傷を癒やそうよ

心の闇に囲まれてるときは

大抵 傷ついているときなんだから

そして

自力で治癒できないときは

祝福をくれる人たちが

助けてくれるよ

だからね

勇気を出して助けを呼ぶといいよ

だから

祝福してくれる人を認識できる機会を逃さないようにね

たくさんの愛に気付かせてもらえて

やっぱりわたしは幸せ者だね

祝福をくれた方々に

感謝とわたしが渡すことのできる愛を

まだ

治療中で

やや 闇の中だけど

もう冷たくないよ

ありがとうございました