◆イチローが、今季４度目の１試合３安打
の固め打ち！
日米通算安打４，２５５本とし
伝説の大打者P・ローズ氏の
最多安打記録にあと１本と
リーチをかけた！
これに対し、ローズのコメントは・・・
P・ローズは
「イチローは日本人初の野球殿堂入りだ。
俺が投票権を持っていれば文句なく
イチローに１票を投じる。」
と、イチローの凄さを認めつつも
「でも、俺の安打記録は抜けないね・・
日本でのヒット数を加えるなら、俺も
マイナー時代の安打数を加えろよ！
プロとしてヒット打ったんだから・・」
と負けん気の強い彼らしいコメント。
逆に考えればＰ・ローズにここまで
負け惜しみを言わせるほどイチローが
凄い選手という証明だね。
イチロー自身はおそらく、そんな大記録も
どこ吹く風で、
「自分の評価は、周りが勝手に
やって下さい。
私は私の基準で自分を判断しますから」
といったマイペースの心境なんだろう。
大記録だろうが、周囲が騒ごうが
自分の考え、スタイルを決して崩さない
これも超一流の条件ですね。
イチローさん
今日にもP・ローズを抜いちゃって下さい！
◆イチロー、ここ１週間は５割超え ローズ記録に王手
打てない球はない――。マーリンズのイチローは、打席でそんな雰囲気すら漂わせる。今季４度目の１試合３安打以上で、日米通算は４２５５安打。ピート・ローズの持つ大リーグ最多４２５６安打についに王手をかけた。
不振の主砲スタントンに代わり、１番右翼で４試合ぶりに先発。先頭で迎えた三回に真ん中に甘く入った速球を左前へ運ぶと、「安打ショー」が始まった。
打者一巡し、２死三塁で迎えたこの回の２打席目は、遊撃への適時内野安打。２００６年４月以来、約１０年ぶりの１イニング２安打を記録すると、八回は内角高めの９３マイル（約１５０キロ）の速球を流し打って、三塁線を抜く左前安打だ。
打線の起爆剤にと送り出した結果が、３安打２四球３得点。起用が的中したマッティングリー監督も「見ていて楽しい選手」と思わず表情が緩む。そしてここ数日の決まり文句「もう彼の年齢の話をするのはやめよう」が口から出る。それもそのはずで、最近１週間の打率は５割２分４厘。先発出場に限れば、４試合連続複数安打の好調ぶりだ。
試合後、イチロー自身は打撃には触れず、「捕手を見ながら」と好スライディングで先制点を挙げた一回を淡々と振り返った。早ければあすにもローズに並ぶ。指揮官は１４日（日本時間１５日午前１１時すぎ試合開始予定）の起用法について言葉を濁したが、「こんな風に記録に関われてうれしいし、ワクワクしている」と記録達成を心待ちにしていた。（サンディエゴ＝遠田寛生）（出典：朝日新聞デジタル）
イチロー、P・ローズに王手