今さらですが、悪質な出会い系サイトに捕まり人生を無駄にしている男の話

今さらですが、悪質な出会い系サイトに捕まり人生を無駄にしている男の話

ネットが普及し、出会い系サイトなどに関する情報も多々溢れているこの時代。
多くの人が騙されないこの時代においても、未だにカモにされてしまっている悲しい男のノンフィクション。

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悪質サイトに登録してから、
架空請求の電話が非常に多くなった。


電話番号を変えれば済むのかも
しれないけれど、自分の情報が
どこまで漏れてるか分からない。


名前を調べれば、会社名だって、
なんだって分かるこの時代。


番号を変えたことで、
他に迷惑を掛ける可能性があるなら、
このまま耐えていた方が、
気が楽というのもある。



しかし、本当に言葉巧みに
お金を払う方向に人の気持ちを
誘導してくる。


人間が自発的に動く感情は、
「共感」と「脅迫」
この二つだと思う。


そして、架空請求の電話は、
脅迫の考え方を非常にうまく
利用してくる。


決して、直接的に脅し文句を
言うわけではないのがまた
タチが悪い。


遠回しに、遠回しに、
起こってほしくない未来を
言葉巧みに想像させて。

十分に嫌な未来を想像させた後に、
解決法として、現実的な金額を
請求してくる。


大きなリスクを想像させられた後に、
小さなリスクをチラつかせられたら、
やはり、小さなリスクを取ろうと
動くのが動物。

人間も動物の一種であると
改めて感じた瞬間だった。



最近は、非通知ではなく、
携帯の番号、IP電話、03番号など、
あらゆる番号から電話してくる。


仕事でもプライベートの番号を
使ってるから、電話に出ない訳にも
いかない。

で、出てみると、
案の定、架空請求の電話で、
とても不安な気持ちを持たされる。



架空請求とは分かっていても、
やはり、もしかしたら0.1%で、
現実になる可能性があるかも。


そう思うと、不安で潰れそうになる。



会社の電話が鳴るたびに、
もしかしたら、
会社にまで掛けてきたのか?

こんな事まで思ってしまう。


だから、会社の電話は何年経っても
新人ではなく私が必ず出る。

万が一、そーゆー電話が来た時に、
周囲に知られる事なく対応するために。


この先もずっと電話に恐怖する
生活を送るのかと思うと、
ゾッとする。


もういっそ、
仕事も辞めて、引っ越して、
携帯の番号も変えて、
何もかもリセットしたい。


たった些細な安易な気持ちで、
登録したサイトのせいで、
こんなに心も身体も人生も、
ボロボロになるとは思わなかった。


こんな生活を送らなくて済むように、
皆さんは本当に注意して欲しい。
何年経っても、ずっと付きまとって
くるので。