プライマリドクターが「1回やって異常なしなら次は10年後だから」と毎年勧めるし、日本にいる同年代の友達も無自覚だけどポリプはあったので毎年検査してできてたら切っているとのことだったので、やっと決心して行ってきました。

 

当日はセデーションで落ちてる間に終わるので簡単だけれど、3日ぐらい前からの準備がちょっと大変。


冷蔵庫に貼って準備。沢山書いてあるけれど、ほとんどが中止すべきお薬の話。血液が固まりにくくなるお薬は検査前は控えなきゃいけないそう。私は該当なし。


7日前からの指示を貰ったけれど、結論から言えば2日前からでOKでした。というのも、5~7日前にMiralax(薬局で買える、粉末を液体に溶かすタイプの下剤)を1日1~2回、2日前軽めの夕食の後にDulacolax(これも市販の下剤)を4錠、という指示で、じゃあ4日前と3日前は?と思って問い合わせたところ、「毎日出てるなら、2日前のDulacolaxだけで大丈夫」とのこと。


なんだ、君出番ないよ。



この間繊維質(野菜ほぼ全滅笑い泣き)を控えなければならなかったけれど、土曜日(※検査は水曜早朝だったので4日前)のお昼頃までは冷蔵庫に残っていた野菜や果物も摂取。流石に玄米とか全粒粉のものは控えた。食べて良いものもリストがあったので、それに従い徐々に柔らかくてGI値高い系の食事に移行w 糖尿病だったら禁止されそうな、精製された白い食べ物中心w

 

2日でイッキにキレイになるか心配だったので、助走を付けるのに(?)日曜日(検査3日前)の朝に1リットルの塩水で一旦

出しておきました。これは、1リットルのミネラルウォーターに10グラムの塩を溶かし、朝の空腹時に30分以内に飲み干すもので、以前韓国人の同僚から教えて貰って以来、腸内の環境悪そうって感じるとやるようにしています。子供の頃から便秘気味でずっときていたのに、この方法を始めてからずっと通りが良きです物申す

 

月曜日(検査2日前)は野菜果物を我慢。但し皮を剥いた熟した桃とアップルソースはOKなので取り入れました。お米もパンも鶏肉も食べられたのでひもじいということは全くなく。夜は指示通りDulacolax4錠を服用。これでもうかなりお腹の中空っぽになった感がありました。


いよいよ前日の火曜日は、クリアな液体のみ。色はついていても良いけれど、赤と紫だけはだめで、乳製品もだめ。一番お腹持ちしそうなOK品目はジェロだったので作っておいたんだけど、この緑、食べて大丈夫そ?色といい、匂いといい、サンポールみたいなんだけど笑い泣き


1987年に初めてホームステイでアメリカを訪れた時に飲んだ時と変わらないアップルジュース。大人になった今はちょっと甘さが強すぎるので、炭酸水で割って。炭酸水も空腹を和らげてくれるので一石二鳥。



 

春に日本に一時帰国した時に、高校の時の同級生がお土産にくれた野菜の出汁パックで具のないスープを作ったらこれが一番美味しくて五臓六腑に染み渡ったちゅー



 

ハミングバードのように、糖分と水分で一日過ごしたけれど、意外なことに、空腹で苦しいとか、食べ物が頭から離れない、とかそういう辛さはありませんでした。ただ仕事はあらかじめお休みを取っておいて良かったです。お腹空いてフラフラしたら寝れば良いと思えたことで精神的なプレッシャーがかなり緩和されたと感じました。しかも最近仕事でだっるいことが多くてちょっと距離を置きたかったし丁度良かったニヤニヤ

 

この日は午後1時にまたDulacolax4錠、これが効き始めるぐらいの午後6時からは処方箋が出たSuprepという液体6オンスを10オンスの水と混ぜて1時間以内に飲み干すという苦行の開始。例えるなら、コントレックスぐらいの硬水に塩味と、薬っぽい甘さと苦さを混ぜたような、一言で言えば不味くて胃に重い液体ゲロー あ、ここで注意注意合計16オンスの指示はドクターからのもので、「製品の箱に書いてある指示は無視して」と太字で書いてありました。



あとは検査の5~8時間前にこの16オンスの苦行をもう一度繰り返すということで、私の場合、検査のアポが午前7時半だったので、夜の11時半から午前2時半の間のどこか1時間。寝れないヤツだ、これ笑い泣き この頃にはもう、コロノスコピー準備OKの印、透明な黄色い液体しか出ない状態だったので、苦行2ラウンド目要る?と思いつつGeminiにきいてみたり、ネットで調べたりしたけれど、軒並み「だが飲め」という回答だったので、深夜の苦行。3口ぐらいで、あまりの減りの遅さに絶望し、胃のなかに貯まる感じが苦しい中、「アメリカだからじゃん?いつも容量ガバガバじゃん?オエップってなりながら律儀に全部飲んだところでROIなさそう」と思い、えいっとシンクに流して寝ましたニヒヒ

 

隣町ダンヴィルにある手術センターでの検査だったので、6時55分にUberを予約し、7時20分ぐらいには到着。カーテンで仕切られてたくさんベッドがある準備室のようなところでアメリカの病院御用達裸エプロンみたいなのを着て毛布を被り横になり、点滴時ルートを確保してもらい、ベッドごと運ばれると、5年前の子宮全摘の手術を思い出す。あれは私の中では、20年働いてきた中でやっと立ち止まることができた素敵な骨休めの思い出となっている。そして前日睡眠時間が短かったので、セデーションで落ちるのも楽しみ(変態)。

 

ポックリ落ちている間に全てが終わり、目覚めるとナースがお水をくれた。検査4時間前からはお水ですら禁止だったので、この1杯がおいしかった!先生が来て「とてもキレイだったわ、ありがとう。一部ボコついてる箇所があったので念のために生検に回しておいたから」とのこと。腸の内壁がというよりは、事前の処理により腸内が「とてもキレイだった」ので「ありがとう」だったのなかな?と解釈。生検の結果は来週出るとのこと。

 

気になっていたことひとつ完了できて嬉しい。今度プライマリードクターのところへ行ったら、ドヤ顔できるねキメてる