いったい何時からなんだろうか、自分自身でもこの人は尊敬できるって思う人が殆ど見当たらない。
テレビや新聞で見るのは世間一般で言われる地位のある人が問題を起こす。
銀行の頭取、大会社の社長、政治家、市長、俗に言われるところこの金持ち連中。
この問題を起こした連中が、その問題に対して責任を取ったか。
答えは否である。
マスコミ等は最終責任まで報道せず、絶えず目新しい記事に集中し責任という重要な部分
については、事地位の高いと言われる連中の事をうやむやにする。
そしてこの地位の高いと言われる連中は、この日本の政治経済ではトップと思われていた
人々なのだ。この連中のご都合主義のつまらん発言はさかんに報道するのに肝心な事を報道しないのは、
テレビ、新聞、雑誌等のマスコミ自信も責任は取りたくないと人間としての一番大事な部分を放棄しているとしか思えない。
一番わかりやすい事柄は、北朝鮮拉致に関する責任追及であろう。
拉致被害者の家族の申し出を放置し、あたかも事件性がないように世の中を誘導し
北朝鮮に訪問し続けた政治家、その国に金を送り続けた朝鮮系銀行及び在日企業。
その問題はまったくの捏造と言っていた社会党(社民党)はいまだ一つの政党として成り立っている事実。
与党野党それに官僚も全くと言って良いほどその事柄について責任は
とっていません。目立たない記者会見で謝罪ではなく、釈明(言い訳)は少しあったとは記憶がありますが。
それに加担した疑惑も多い朝鮮総連が今だ社会的に存続している事実。
それに日本は日本人を保護する国としての最重要義務すら行っていない。
他の国だったらこれは戦争になる行為なのだ。
誰の目から見ても明らかにおかしい。
よく人に説教する時に「もう少し大人になれ」とか「子供のような事をするな」と言う人がいる。
しかし、その人が本当の大人のしての行動をしているかは大きな疑問だ。
通常世界では20歳以上が大人、人間として親の世話になることなく一人立ちすること
すなわち、良いも悪いも自分の事は自分で責任をもって処理することです。
しかし、ながら今の日本では20代の大半は大人の部類に入れるのは無理があると思われる。
現状では20代は社会に出て一般常識を学ぶ時期で、大人とは30代以上になるのではないか。
そして地位もお金を持っている人々は圧倒的に50代以上が多い。
結局50代以上の連中の都合に良いように世の中が形成されている。
その50代以上の人々がより世の中の事を考え(国益優先)行動すれば、良いのだが
殆どの人々は私益最優先になってしまっている。
ようするに間違っていても、自分に不利益になる事は徹底的に防御する。
まして、一番強い立場の人間が多いためまったく理不尽な事すら自然消滅さしてしまう
ような事ができてしまうのだ。
でたらめである。
30代~40代も生活の為にお金を稼ぐ必要がある。
その為、その理不尽な事が解っていても暗黙の了解で許さざるおえなく反発すれば
自分自身の心は守れるが生活する(お金を稼ぐ)には非常に不利な状況になってしまう。
50代以上は出来るだけ自分達の都合に良い連中を登用し、既得権を守ろうとし
30代~40代はそれが解っていても流され、間違った意識が正常なことだと認識して
いってしまう。
櫻井よしこさんが言っていたが「異常が正常になっていく世の中」なのだ。
そんな状態で20代に世の中に出た連中は大いなる矛盾を感じる。
しかしこれが世の中だと妥協するか、世の中を変えて行こうと思えるかが
本当の意味の大人として脱皮できるかの第一段階だと思う。
結局、権力(地位・金)があれば殆どの事がクリアーできてしまう状況でその権力者が
マスコミ紙上などを賑すと、昔だったらごまかせたかも知れないが今や状況が大きく変わってきたのだ。
今インターネットと強力な情報収集できる素材がある。
10年程前までは、調べたい事があれば本屋に本を探しに行き図書館にいったり週刊誌
の記事をあてにしたものである。
しかし、今やインターネットで自分探したい情報や関連素材を閲覧することが出来てしまうのだ。
もちろん情報を探すのもノウハウが必要で情報を検証しながら集める必要がある。
多くの人々はインターネットなんていい加減だと思いがちだか、それは事実ではない。
インターネットのhpは真実が命なのだ。
もし、そのhpが自分の都合の良いこと、または嘘などアップしようものならたちまち
批判の嵐にあいアクセスが極端に減る事になる。
また、bbs(掲示板)などには内部告発的な事も多く書き込まれる。
ただしこれには偽情報も多く含まれているので、自分自身の検証能力が必要とされる。
よって今迄私益優先の人達は心しなければいけない。
真実は予想を超えた範囲で多くの人々が知っているという事を。
結局、派手さはなくとも地道に努力してきた人間が尊敬される人々であろう。
そう、私達は戦後の間違った認識を改めなくてはいけない。
多くの若い世代はそれに目覚めている。
尊敬されない大人たちよ、今まで惰眠をむさぼっていたツケは並大抵の努力ではクリアーできないと肝に銘ずるべきである。