緻密
行って来ました。静岡市美術館でのスタジオジブリ・レイアウト展。約1300点のレイアウト画が公開されていました。確かにじっくり観ていくと2時間かかりましたね。展示数も驚きの数ですが、1枚がまたびっくりするほど細かく丁寧でした。自分も同じ鉛筆を使っているのに、何故にこんなにも違うのだ、と(笑)。アニメーション制作は、まさに職人技です。ジブリファンにはたまらない展示会ですが、お子様たちには少し難しいかもしれません。とっくに通り過ぎているのに「トトロの画、早く見たい~。」と親にせがんでいるお子様がおりました。通ったのに、気付けなかった?そこに、トトロと猫バスの影もありましたよ?ありがたい事に、順路通りに観る必要がありません。静かにゆっくり観たい人は空いている所をおススメします。自分としては、「となりのトトロ」をもう少し観たかったです。「火垂るの墓」は枚数が少ないのに、節子の表情が切なくてたった一枚だけでもシーンを思い出して泣きそうになりました。そして「千と千尋の神隠し」は圧巻です。これは「足を運んで観ればわかるから!」としか言いようがありません。出てきた時に温泉に行きたくなってしまったのはこのせいかしら?気付けば、ジブリ作品はどれも観ていたのだと改めて思い出しました。「じゃりん子チエ」まであるとは!あくまでレイアウト展なので、小さいお子様には物足りないのかも?けれど、カオナシと千尋が、ちびトトロが迎えてくれます。葵タワー1階のエントランスでは、トトロのお腹に乗って写真が撮れます。大人がこれをすると、ちょっと恥ずかしいです(笑)。三鷹の森ジブリ美術館で、猫バスに乗れなかった大人の方は是非。(ちなみにジブリ美術館では、現在期間限定で大人も猫バスに乗れるようです)ポニョを前に、アシタカを前に記念撮影もできます。写真ではわかりにくいですが、画は大きいです。またミュージアムショップでは、レイアウト展限定品はもちろんの事、ジブリ美術館マンマユートで販売されている物も並べられています。久しぶりに見ました、エンブレム缶クッキー。昔、自分もジブリ美術館に行った時にお土産にしました。懐かしい。あれもこれも可愛くて、お小遣いを少し多めに持って行った方がいいのかも。2017年2月5日(日)まで開催されています。ショップを眺めに行くだけでも充分楽しいですよ。