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私が全部の作業が終了して、清掃の詰所に戻ってくると、新しく責任者になった彼がやって来ました。

 

そして、「これの希釈なんですけど、やはり10倍希釈で良いですか?」と、いいながら希釈用の瓶を持ってきました。

 

希釈用の洗剤は2リットルの、ペットボトルに入っていました。

 

「ペットボトルの外側に、10倍希釈と書いてあります。とにかく、水を希釈用の瓶に、10倍と書いてあるラインまで入れましょう」

 

「そうですね。まず初めに洗剤を希釈用の瓶の、一番下の凹んだところまでに入れたら良いと思います」私は答えました。

 

すぐに彼が希釈用の瓶に、黒々とした洗剤を入れました。

 

そして、水を少しずつ入れていきました。

 

だんだんと黒く見えていた色が、見慣れたグリーンになってきました。

 

「だいたいこんな感じですか」と、彼から聞かれました。

 

「ちょうどいい感じです」

 

上手くしたものですね。10倍と書いてあるラインまで水が入ったら、いつも見慣れているグリーンになりました。

 

「良かった。これでしばらくは様子を見ましょう。濃かったら、薄めれば良いです」

 

私は安心して、帰りの電車に乗りました。

 

『約一ヶ月の間、元の上司に付いていろいろ、覚えてきてもやることが多すぎるから大変だ。

 

これからは一か月のサイクルごとに、発注をかけて補充が必要になってくる。私が知っていることをメモ書きにして、彼に渡したら、少しは助けになるかもしれない』

 

そう考えて、私は簡単にメモ書きを始めました。

 

明日はメモ書きを彼に渡して、発注の控えのバインダー探しです。探すとはいっても、見える範囲での探し方です。

 

私のブログを読んで頂きありがとうございました。