A子 「お母さん、仕事が大変で嫌になっちゃった…。」

B子 「『公務員になれば?』って、言ったのに、お母さんの言うこと聞かないで、自分で勝手に選んで就職したんじゃない。だから言ったでしょ?」


親子のA子とB子の会話です。



前後関係やその時の状況は分かりません。


もしかすると、A子とB子は昔から仲が良く、何でもよく話をしていたのかもしれませんし、普段からほとんど話をしないのかもしれません。


あるいは、A子とB子は、母子家庭で、しかも一人っ子で、貧乏な暮らしをずっとしてきたのかもしれませんし、母子家庭とはいえ、B子も正社員で働いているため、比較的余裕があるのかもしれません。


若しくは、A子とB子の他にも、お父さん(旦那さん)や他の兄弟もいて、その賛成を得てA子は就職したのかもしれませんし、みんなの反対を押しきって、A子は就職したのかもしれません。


さて、B子から、「公務員になれと言ったのに、勝手に就職したんでしょ?」と言われたA子は、どう返せば良いでしょうか?


①「あのね。『だから言ったでしょ?』なんて、誰にでも言えるんだよ? お母さんは、評論家か批評家なわけ? 娘が困ってたら、一緒に考えるとかするのが親じゃないの?」


②「じゃ、もし公務員になって同じように『仕事が嫌になった』って言ったら、何て言うの? 『お母さんが間違ってた。』とか、絶対に言わないでしょ? どーせ、『自分で選ばないからよ!』とか責任転嫁するんでしょ?」


③「そっか。確かにお母さん、公務員なれば、って言ってたね。言うこと聞いとけば良かったなあ。これからでも、公務員試験の勉強しようかな。ちょっとネットで調べてみるね。」


もちろん、正解は③です。

当たり前過ぎますが、一応簡単に解説を…。


①はっきり言って、B子は、結果論でしか物事をとらえられません。そのため、例えば、今回のA子がどうすれば良いかなどは、分かるわけがないのです。ですから、言うだけ無駄なので、不可です。


②B子は、自分の誤りを謝罪することは、ほとんど出来ません、特に身内に対しては…

意固地になっているのかそういう性格なのか、自分の親がそうだったからなのかは分かりませんが。ですから、こんなことも言うだけ不毛なので、不可です。


③このように、とにかく、相手に対して見切りを付けて、さっさと切り上げることを主眼に置いた方が賢明です。そのため、B子の意見を受け入れた振りをすれば十分ですから、これ一択でしょう。



最後に、A子みたいな女性は少数派かもしれませんが、どうして良いか分からない自分の不安を、子どもや配偶者にぶつける女性は、一定数いるのかもしれません。

そのような女性は、自分の頭で考えて判断することが、非常に苦手です。誰かの受け売りを言うことが限界なので、建設的な意見を言うことは無理なのです。


そのため、そういう相手に対しては、話すことによってマイナスのオーラを受けることが多々ありますから、出来るだけ避けることを重視した方が安全でしょう。間違って相談してしまったら、相手の言うことを聞いている振りをしておき、自分の部屋に行ったり、用を作って外出しましょう。YouTubeのお笑いや2ch、Boketeを見る方が、B子から責められるより、よっぽど精神衛生上良いですから…



今日の一句 すべからく 常に女は 言ったでしょ

対処法 そもそも相談しない 間違って相談してしまったら、話しに耳を傾けている振りをして、さっさと切り上げる