インドでカースト制度という身分制度が根強くのこってある事は 多くの人々が知っていると思います
ネパールでも同じような事があります
ネパールのたくさんの村に行って いろいろな場所に住む子供達や 女の人達の状態をまのあたりにしてきました

とくに下のカーストといわれる人達の状態は本当に酷い状態です
お金や自分達の畑 食べ物がない為に 上のカーストと言われてる人たちのもとで畑仕事をして生活しています
上のカーストの人達は下のカーストが触れたご飯を食べません
そのような場所に住んでいる人達の為に 私達が何か出来るのではないかと思っています
この地球上で住んでいる人々は みんな同じ力を持っていると私達は考えています
誰が上 誰が下 このような考え方をなくさなければなりません

ネパールは日本より 何年も遅れてる国だと実感しています
日本では教育を受ける権利が法律で保障されていますが
ネパールでは 下のカーストの子供達は お金がなくて学校へ行くことも出来ていません
未来をつなげる子供達が 学校へ行くことが出来ない状態は本当に悲しいことです
親が上のカーストの人達のもとで仕事をして 子供達も学校へ行くこともできず 毎日働きながら生活しています

ネパールにいるストリートチルドレンの子供達の中で90%は 下のカーストと言われる親の子供達です
食べるぐらいのお金 学校へ行く為のお金があるのなら 誰も町でストリートチルドレンになることはないと思います。
子供達の未来の事を考えたら ストリートチルドレンなる前に 何か出来るのではないかと思っています
親達の毎日の生活が変わることが出来たなら 学校に行くためのお金を出すことが出来たなら 毎日ご飯を食べることが出来たなら きっと子供達はストリートチルドレンにならずにすむと思います

ヒマラヤン ボランティア ソサイティでは、
下のカーストといわれる親達のために 何か出来ることがあるのではないかと考えました
「豚とヤギを育てるプログラム」を 村の何もない人達に与えるものです
6ヶ月間育てたあとに それを売ることで多くのお金を手にすることが出来ます
ネパールでは豚とヤギを育てる人々が多いですが
残念なことに子豚や子ヤギを購入するお金もその人達にはありません
ヒマラヤン ボランティア ソサイティは その人達にお金ではなく
たくさんの家庭へ 育てることの出来るくらいの子豚や子ヤギを与えます 
育った豚とヤギが子供を生み 与えた数を新しく生まれた子で返してもらいます
例えば、私達が3頭の子豚を与え 私達に新しく生まれた中から子豚を3頭返します そして親豚は自分達の財源となります
返してもらった子豚をまた別の何もない家庭に与えます
このプログラムを繰り返すことで たくさんの人々の生活が変わり ストリートチルドレンの人口が減少するという私達の考え方です
未来をつなげる子供達のために 何もない人達のために 考えた大きなプログラムですので
どうか私たちと一緒に このプログラムを手伝ってください
たくさんの応援、手伝っていただける方を待っておりますので宜しくお願い致します。