ランナー必読の『ヒート』堂場瞬一著を読んで
今回は、読後感想です。書籍名:『ヒート』 堂場瞬一スポーツ小説コレクション著者名:堂場瞬一出版社:実業之日本社文庫以前読んだ、箱根駅伝を描いた『チーム』の続編とのふれ込みでした。堂場さんのスポーツ小説コレクションは結構読んでいます。(読んでいないものは1~2冊くらいでは?)続編といいつつも、『チーム』を読んでいなくても十分楽しめます。フルマラソンを走った経験のある人だけでなく、これからフルマラソンにチャレンジしようとしている人にも、トレーニン・ケアの方法などいろいろ参考になるのではないかと思います。神奈川県(横浜)で、世界最速(世界記録樹立)のマラソン大会(「東海道マラソン」と命名)を計画して、日本人に世界記録の樹立をさせ優勝をさせるという驚くべき着想で物語が始まります。実行部隊のリーダーには、「音無太志」が任命される。音無は、箱根駅伝への出場経験はあるが、結果は惨憺たるものであった。この本の見どころは、50ページ以上に及ぶレースの描写です。トップランナーの「山城」とペースメーカーの「甲山」のそれぞれの思惑をかかえての、ハイスピードのレースを、堂場さんは臨場感溢れる描写をしています。そのスピード感を維持したままの最終ページへ・・・・ランニングに関心のある皆さんには、読んでみる価値のある1冊だと思います。読んでいただきありがとうございます。