お世話になります。
お預かりしているPENNリールの途中報告です。
他のお客様のリールもまだ途中ですが、そちらは部品到着待ちですので先にこちらに取り掛かります。
初めて手にする海外製のPENNリールです。
PENNといえば金と黒の色合いが有名ですね。
個人的にはフィンノール、ヴァンスタールと並ぶ海外製大型スピニングの王御所って感じがします。
特に各部問題は無いようですが、ボディのネジが緩んでいたのと、グリスの粘度が少し低いような気がしました。
ベアリングは中国製のものと思われます。
青いラバーシールが特徴ですね。
ガタやゴリ感も無いため再利用しても問題有りません。
触った感じかなり精度も高いです。
アメリカにはabecというベアリング精度の工業規格がありますが、おそらくabec-5あたりの精度のものと思います。
このレベルのものなら中国製でも1つ100〜200円程度します。
この価格なら国産のミネベアと大差ありません。
ミネベアやキャストップに変更することも可能ですがラバーシールによる防水性能を考えるとわざわざ金属シールドで防水性に劣るものに変える必要も無いかなという気はします。
金属シールドの方が回転性能は上がりますけどね。
ギヤも問題ありません。
ソルティガレベルの高級リールに使われる素材です。
ダイワと同じ構造ですけど、ダイワはここはフラッグシップのリールでも研磨もないただの鋳物です。
こんな風にわざわざ切削で作ってません。
すごいなPENN。
適材適所で良い素材を使ったり良い加工をしたりというのはかなり興味深いですね。
次回はローター周りの分解メンテナンスと本体の組み上げと行います。


