最近渓流に行くことが多くなり、2年前に折って放置していたロッドを修理します。
折れた原因は対岸の木にルアーが引っかかり、取ろうとして煽ったらポキっと・・・
ロッドはパームスのレラカムイの51L。
修理もできますけど9000円くらいかかるらしい。
どうせならってことで治してみます。
一般的にはソリッドカーボンを継ぎ手にして治しますが、今回のロッドは先端で折れてるので内径が細く0.9mmほどしかありません。
0.9mmのカーボン1本のみはちょっと心配。
ということで今回はピアノ線を使用します。
4cmくらいに切って切り口両側をヤスリで面取り。
尖っているとロッドの内部を傷つけてしまいます。
合わせて先端側をヤスリで削って少しテーパーを付けます。
ロッドの折れ口をヤスリで削って、ヒビのある部分を除去。
ササクレを取って整えます。
次に折れ口の部分にスレッドを巻いて瞬間接着剤で固めます。
これをしないとカーボンが竹のように裂けます。
今回はバット側にはガイドがあってスレッドが巻けないので瞬間接着剤で補強。
元々ガイドにスレッドが巻いてあるので大丈夫です。
そしてピアノ線に100均でも売ってる2液タイプのエポキシ接着剤を塗って差し込んむ。
コツは
①ちゃんと1:1で混ぜること
②ロッドの内部にもしっかりと塗ること
①はたとえ少量の塗布でもケチらず少し多めに混ぜること。
多めに混ぜれば割合の誤差は小さくなります。
②は、ロッドの内部の塗布が少ないと接着が足りずロッドの中で継ぎ手が遊び、ロッドを振った時にカチカチと音が出るようになります。
かなり不快です。
なのでカーボンの内部に少しずつ押し込むように接着剤を入れてから継ぎ手を差し込む方が良いです。
接着完了。
周りを瞬間接着剤でコーティング。
乾くとカサカサになりますがピカールで磨けばツルツルになります。
エポキシ樹脂のコーティング剤があるならその方が良いです。
たぶん0.数gくらい重たくなったはずですが全然わかりません。
ピアノ線は弾性の強い鉄で、それほど硬くありません。
またかなり力を加えないと元に戻らないほど曲がらないのでロッド補修には向いてると思います。
これで使えるようになりました。
今回はピアノ線以外とスレッド以外は全部100均で買ってきました。
スレッドはフライダイイング用でワックス無しタイプ。200〜300円くらいだったはず。
かなり細めのものを使いました。
修理費はたぶん税込600〜700円です。
渓流ロッドのティップ修理ならこれで全然OKですね。



