小学2年生の子供の言う

朝の「おなかが痛い」

 

これを真に受ける親が

この世にどれくらいいるだろうか?

まあ、朝の挨拶みたいなもんでしょう。

いちいち、かまってなんかいられない。

 

あらっ?

ちょっと顔色おかしいかな?

まさか本気?と思っても

 

様子を見つつ

のらりくらりとかわして

とりあえず、いってらっしゃい。

 

うまく、なだめすかして

靴を履かせ

玄関を出したら、もうこっちのもん。

 

さあ、自分も出勤!

 

毎日は、こんな感じで

少し荒めの子育ても

なんだかんだで許されて

あっと言う間に

手を離れていくと思っていました。

思春期は

口きいてくれなくなるのかな~

なんて、まあ呑気に。

 

ところが・・・

そうは問屋が卸さない。

 

子育てはそんなに甘くないぜよと

頭をがつんと殴られたのは

れんぽん(愛称)小学2年生、

3学期の冬のことでした。

 

ある日、突然

なだめすかしは一切きかなくなり

お腹がいたい、

今日は学校を休む、の一点張り。

 

なんだかんだとごまかして

なんとか、家を出発しても

泣きながら戻ってくる。

 

校門まで送って行って

押し込んでも

会社に着く前に

もう保健室から

お迎えコール。

 

「おなかがいたい・・・」

 

ところが、あら、不思議。

帰り道(下足室あたり)には

お腹が痛いのがピタっ!と治り

帰宅後はにこにこ顔で

ラーメンをぺろり。

「おかわりしていい?」

 

ほぉ・・・・。

おかわりですか・・・・。

油こってりラーメンをもう一杯。

ほお・・・・、おにぎりもですか。

 

うんちも健康。

顔色良好。

ご機嫌も宜しい。

 

私は、どちらかというと基本、

慌てないタイプ(自称)なので

まあ、数日で落ち着くだろう、

本当に軽い

胃腸炎かもしれないし、と

様子を見ていました。

 

しかし、

学校に行く時間になると

現れる

「おなか痛い」

帰宅する(休む)と一瞬で

治って、元気はつらつ。

 

それを見て、募るイライラ。

 

看護師の経験もあり

自信満々に

母である私が下した診断は

 

「仮病」 でした。

 

あっと言う間に、この物語の主役、

「スーパーぐうたら仮病ボーイれんぽん」と

「何かずっとめっちゃ怒ってる母ちゃん」

のできあがり。