9.11から約10年が経過。今日オサマビンラディンが、Islamabadで死亡したとのNewsが深夜に流れた。
程なくして為されたオバマ大統領の演説では、「Justice has been done/We pursue our justice」として大統領の明確なる指示の下、9.11の主犯容疑者であるオサマビンラディンの殺害が為された事と、同時に一人の死を以っては終わることのないAl Qaedaとの戦いの継続への覚悟と必要な如何なる手段をも行使するとの意思表明が発された。
日曜日深夜にWhitehouse前に集まった群衆の喜々とし叫ぶ様に、些か違和感を感じながらも、米国の歴史としては、この一人の死を以って10年前のあの出来事に落とし前をつけた日として、記録・記憶されることになるのだろうと思う。9.11が本当にAl Qaedaのテロによって為されたのか信憑性を疑う陰謀説等も流されてきたし、個人的には9.11の事実の一部を疑う気持ちもあるが、それでも、残業後の中華料理屋で見てる映像を映画の一シーンとしてしか受け止められなかったあの日から、世の中が急に変わったのは事実。そして、オサマビンラディンの身柄引渡を拒絶したことに端を発したアフガン/タリバンとの戦いは、2000人以上の犠牲者を米軍に出しながらも(しかも年々増加しながら)、まだ終わりは見えておらず、ブッシュ政権より内向化したとはいえ米国が潜在的に持つ覇権主義への反発としての、テロ行為・武装活動は今後もきっと続くのだろう。エジプトに端を発した中東民主化運動による既往権力崩壊の流れとあわせ、今回のSymbolicなオサマビンラディン殺害への報復行為の有無が強く気になる所。
報道時点で開かれている東京市場では、大規模テロへの警戒感が後退した、という受け止められ方をしているみたいだが、果たして本当にそうか?実態は何もかわらないのでは?という気がすると同時に、旅先では気をつけねばと、逆に警戒感を強く持ってしまう。
とはいえ、米国にとってはひとつの戦争への勝利となるのだろう。