「ボリウッド」映画第4弾です。
原題は、「Krrish 3」(2014年公開)。
シリーズ第3作のようですが、1と2作目はDVDも出ていないようです。
本作(3)は、2014年10月東京・渋谷などで開催された、「ボリウッド・フェスティバル2014」にて公開されたもよう。
[B -「ムンバイ」と「ボリウッド」について]
9月17日付け当ブログ【 一緒に踊って! 情熱的に歌って! -「ドン2」 】をご参照下さい。
[クリシュナについて]
インド神話における英雄。ヒンドゥー経における、ヴィシュヌ神の第8の化身。
『バガヴァッド・ギーター 』において、主人公の親族相対峙する戦場で、悲嘆・苦悩するアルジュナ王子を、師として導く存在として登場するのが有名。
本作のは、主人公個人の名前で、アクション・ヒーロー・SF・アンド・コメディ・ラヴものの映画です。
(ストーリー)
(冒頭に、今までの話の説明が、映像とナレーションであります。1と2の要約かと思われます。)
クリシュナは、バイト中で、妻プリヤは妊娠中だが、彼はもう1つの「顔」も持っていた。
父親ローヒトは天才科学者で、太陽光エネルギーが生命に与えることから、光の反射の集積でエネルギーを何倍にもする装置について研究し、ペン型の電子機器も開発した。
「小枝の葉」を使って光が命を与える実験をするが、エネルギーが強すぎるため、「知的フィルター」をつけて、必要な太陽光を通過させればよい段階まで来た。
超能力者で科学者のカールは、人と獣のミュータントである「人獣(マンワル)」のカメレオン女、カーヤー達に指令して、ムンバイ市内に致死性のウィルスをばらまかせる。
やがて、町には死者があふれ出し、インド中の尊敬を集める謎のスーパーヒーロー、「クリッシュ」も1人では立ち往生する。
世界と家族を守るため、科学者ローヒトは、自分とクリッシュが、ウィルスに免疫がある事から、自らの血で「ワクチン」を作ろうとし、クリッシュ自身も協力を申し出て…。
車、IT 、鉄、電気などが出てくる、ヒーローもの。
色調は、やはり、とてもきれいです。
歌と踊りは、3回ほど出て来ますが、おおよそ、本作では、ストーリーの流れが大きく変化する時の、いわば「幕間(まくあい)」のような形式と思われます。
そのかわり、今まで観て来たボリウッド映画の、素晴らしい一面だと思える、エンディング・クレジットでの歌と踊りの
パフォーマンスはありませんでした。歌はあります。
[ 出演 - 登場人物や俳優の名前のカタカナ表記はあいまいです。 ]
① クリシュナ : リティク・ローシェン(Hrithik Roshan)、「闇の帝王DON ～ ベルリン強奪作戦」(いわゆるDONシリーズの2)。。
② その妻プリヤ : プリヤンカー・チョプラ(Priyanka Chopra)、「闇の帝王DON ～ ベルリン強奪作戦」(いわゆるDONシリーズの2)、「ラ・ワン」。
③ クリシュナの父親ローヒト : リティク・ローシェン(Hrithik Roshan)、「闇の帝王DON ～ ベルリン強奪作戦」(いわゆるDONシリーズの2)。
④ 人獣(マンワル)のカメレオン女、カーヤー : カングナー・ラートーウト(Kangana Ranaut)。
⑤ 超能力者で、科学者のカール : ヴィヴェーク・オベロイ(Vivek Oberoi)。
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