くまさん's family ~おてんば娘と気管切開の息子~ -28ページ目

くまさん's family ~おてんば娘と気管切開の息子~

長女2014年3月14日 出産
長男2016年12月19日 出産
 
長男はピエールロバン症候群など先天性の疾患を抱えています

くまさん(主人) 38歳
すー(筆者)   35歳  

のーーーんびり更新中 

12月19日(月)
21時56分
3346g

くまさん立ち会いのもと
無事に元気な男の子が
生まれてきてくれました

写真も撮れました


…と思ったのも束の間…


その後分娩室でしばらく待機していても
待てと暮らせど息子はやってきません


「赤ちゃんは元気ですか?」
と助産師さんに尋ねるも
「ちょっと早産だから保育器にいるのよー」
なんて言われていて
くまさんとは
「ここの病院はそういう方針なんかなー」
なんて話していたら


院長先生と小児科医の先生が来て
動揺していて
あまり覚えていないのですが
覚えているのは
話を聞いているうちに
からだがガタガタと震え出したことと


赤ちゃんが
正常な状態ではないということ


大きな病院に搬送する手配をしていて
これから救急車で
迎えに来てくれるという話で…


訳もわからずただ
「はい…」
「はい…」
と説明を聞いていました


側にいてくれたくまさんは
気丈に振る舞ってくれました

「どんな子でもふたりの子どもだから」
と言ってくれました



しばらく経って
救急車が来て
迎えに来てくれた
大きな病院の先生たちは
息子に一生懸命手を尽くしてくれていました


自分がさっき産んだ子なのに
保育器で頑張っている息子に
手も触れられず
ただ見ているだけで
どうしてあげることもできませんでした


「頑張って」


とただただ声をかけて
救急車で搬送されていきました



その後を
くまさんが自家用車で追いかけてくれて
病院到着後は
先生たちが
色々処置をしてくれているみたいです



助産師さんはとてもよくしてくれていて
「血圧が高いので体調の変化はありませんか」
「おなかの痛みはないですか」
「傷の痛みはどうですか」
と優しく声をかけてくれますが
自分のことはあまりよくわからず

「大丈夫です」

となんとなく応答している状態です




今はまだ気持ちに整理がつきませんが
くまさんの実家で頑張って
おりこうさんにしてくれている娘に負けず
しっかり前を向かなきゃですね!!!




精密検査が無事に終わりますようにと
今は願うばかりです