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約6年住んだ沢山の思い出が詰まった部屋を空っぽにして「本当に帰るんだなぁ」なんて思いながら東京を後にした去年の4月29日。

函館を出て東京に住む時と違って不安は無かったけど、毎度帰省の度に感じてた「もうすぐ東京に戻らないといけないんだ」に近い感覚になった。

 

あれからもう1年。

 

当初、あと1年くらいで帰ろうかと考えていたけど、色んなことが重なって『このタイミングなんだ』と思えた。そのきっかけになったこともしっかり覚えてる。

そこから実際に東京を出るまで、1か月と10日くらい。

帰ろうと決心してから2か月で、全く違う場所で、一人での暮らしが始まった。

 

最初の頃なんてホント暇してばかり、友達も全然いないし飲みに行く時も大体1人。

 

7月と8月の飲み会で色んな人と顔を合わせた。「誰この人」状態だったろうけど、今皆と繋がれてるのはこの時の飲み会に参加させてもらえたから。

勿論一度や二度飲んだだけとか、自分が今後こういうことをしていきたいって伝えるだけで深く繋がれたわけじゃなくて、東京からtegakiLIFEを呼んでステージに立たせてもらったり、JEAL SEAに加入してステージに立たせてもらったり、現場で音を通して皆と繋がれた部分も大きいと思う。

 

結果は要因がなければ生まれないものだって考えだし、飲み会に参加させてもらえたから、素敵なバンドと一緒にやらせてもらえたから、見に来てくれる人がいるから、そんなきっかけ一つ一つが自分と皆を繋げてくれたと思ってます。

 

人と関わるから嫌な思いすることもあり、反対に人と関わるから自分だけじゃ到底感じることの出来なかった喜びや楽しみも生まれて、沢山の笑顔が見れる。

自分なんてそんな皆の輪の端の方に居るだけの存在だけど「ここが自分の居場所」と思えるようにしてもらえた。

そう思わせてくれた皆の優しさに感謝してます。

 

結局人間は1人なのかもしれないし1人じゃないのかもしれない。でも自分は周りに活かされて、生かされてる。

とある場で「幸福とは」ってテーマで話し合いをしたことがある。ざっくり言えば「人それぞれ」で終わってしまう気がするけど、自分は真っ先に「大好きな皆と同じ時間、空間を共有すること」が思い浮かんだ。そしてそんな皆がいてくれる前で演奏させてもらえる、そんな瞬間が幸せだと感じられた。

「幸せ」を感じる瞬間は必ずそこに誰かがいたり、その気持ちの先に誰かがいる。1人じゃない。俺は1人でいることでそんな気持ちにはなれない。恋愛感情でもそうじゃなくても、誰かを想うことが幸せの始まりなんじゃないだろうか。

あくまで個人の考えでしかないけど、単にそれを否定することしか出来ない、肯定の2文字がない人には理解してもらわなくていいし、理解してほしくもない。はみ出してることにも気付かないで孤高の存在ぶってる、なりきり勘違い野郎にはなりたくないですね。

 

こっちに帰ってきてから知り合った人も、昔から知ってる人も、輪に入れてくれてありがとう、優しくしてくれてありがとう。

ホントに皆のおかげで今ここに居れてます。

寂しがり屋は直らないと思うけど、酒癖の悪さは頑張って直します。もうちょっとだけでもメンタル強くなるように頑張ります。

だから皆また遊んでね、家に遊びに来てね、一緒にライブしようね。

 

最大限の感謝の気持ちを込めて。

 

2018.4.30 佐藤勇太