ライブ動画(固定ですが)
先日のイベントより「Nostalgia」と「COME WITH ME」をアップしてみました。
ライブハウスの固定カメラですが、一度ご覧になってやってくださいm(_ _)m
↓YouTubeのリンクです↓
絶望の果てに-音楽人生を振り返って-
※長文になります。ご了承ください。
結果、親父は借金を返す日々。
中1の時、バブルに乗っかって買った新車のチェイサーは1年半で売却、我が家の車は10年落ちのポンコツカローラになった。
当時ロックに目覚めてバンドマンになる事を夢見ていた俺は、全てを諦めて中学を出たら働こうと思っていた。
親父はそんな俺に高校に行けと言う。
ガキながらに無理した親父のその言葉の裏側にある気持ちが痛い程わかった。
俺は高校に行く事にした。
高校は商業高校で、商売をしている家の子が多かった。
当時はバブル末期。クラスメイトは裕福な家が多かった。
ウチだけが貧乏で取り残された気分だった。
だけど友達もでき、やりたかったバンドもそれなりにやれた。
バンドで成功するためには大学に行ってそれなりのコミュニティを作って仲間を増やさなきゃって思っていた。
当然、我が家の経済力では無理な話…
高校3年の冬、進路について家族会議をした。
働きながら東京の音楽学校へ行きたかった。
だけどやはり経済的に無理だった。
結論は、就職して働きながらお金を貯めてから行きなさいという事だった。
高校を卒業して就職。
もちろんバンドなんてやる暇もないし、貯金が貯まる訳でもない。
そうこうしながらダラダラと過ごす日々…
だけどどこかでもどかしい日々。
ある日決心をした。
歌で生きていく、と。
ゼロからのスタートだった。
コミュニティも何もない、金もない。
あったのはただひたすら、大学行ったヤツには死んでも負けたくないという気持ち。
客なんて誰ひとりいなかった。
どうすれば客が付くのか、全くわからなかった。
ずっとずっと、そんなバンドが続いた。
そんな自分のバンドも解散し、途方に暮れていた25歳の誕生日の日、東京にいた元メンバーからの電話。
東京で一緒にやらないか?と。
記憶は定かではないが、おそらく1秒後には首を縦に振っていた。
そして2001年1月4日、上京した。
結果は熊本時代と変わらない。
更に厳しい現実。
金もなければコネも実力もない。気合いだけではどうにもならない街、東京。
俺は全てを諦めて熊本へ帰ってきた。
バンドなんて辞めて、キチンと働こう…
思えば思う程に苦しい日々。
ある日、遂に倒れて病院へ運ばれる。
結果はパニック症。
半分鬱状態だった。
そんな中ひとりの男と出会い、状況が一変する。
まだ無名なギタリストだった。
だけどコイツとやりたいって思えるヤツだった。
俺はもう一度、コイツと夢を見てみようって思った。
2001年8月、HEAVEN結成。
始めは疎らだった客もだんだんと増えてきた。
メディアでも取り上げられ、同じジャンルのライバルは消えていき、自分達がトップだと思っていた。
ただの自惚れ。
上に行けば行く程に、鼻を根元からへし折られるようなブッキング。
そんな矢先、ドラムが結婚を機にバンドを脱退したいと告げられる。
不思議と絶望感はなかった。
このバンドでやれる事はやりきったと思っていた。
最後のライブのチケットは140枚売れた。
それだけで満足だった。
その後は純粋に、自分ひとりで、歌だけで、何処までやれるかが知りたかった。
ソロプロジェクト、HOSHIYUKILV99を始める。
結果、自分ひとりでは何もできない事がわかった。
サポートメンバーを強化すればする程に開く実力差に涙も流した。
ひたすら1対4の喧嘩の日々。
それでもそれまでででいちばん楽しい音楽人生を送っていた。
しかしタイムリミットは迫っていた。
家の経済状況、自分の年齢…
2006年12月20日、プロジェクトを終了させた。
2007年3月、俺は結婚した。
8月には長男も生まれた。
ゆったりとした活動をしたくて、昔のバンドメンバーとstylebeatというバンドを結成した。
就職もして経済的にも若干余裕が生まれ、全てとまではいかなかったけど順風満帆な日々だった。
…親父のガンが末期だと知るまでは。
2010年1月19日、俺と弟は両親共に失った。
それでも必死に生き、必死にバンド活動もした。
しかしある日、違和感をおぼえた。
挑戦すべき事が見えてきた。
俺はstylebeatの活動を止め、ソロや様々なバンドに挑戦した。
長続きはしなかったけれど…
ソロを続けていく中で、やはりバンドにこだわりたくなった。
俺はひとりでは何もできないという事が嫌という程わかったから。
だけど上手くいかない日々。
悔しい思いばかりした日々。
絶望に打ちひしがれた日々。
周りに置いて行かれてると思っていた。
だけど、止まっていたのは俺自身の方だった。
やっとわかった。
そして動く事ができた。
今はその答えをcode number[0069]とstylebeat、時々ソロでやれる事ができる。
長い音楽人生で最高の日々だと思う。
もっと自由に、もっとアグレッシブにやれると信じて、
人生の3学期である今からの日々を過ごしたい。
振り返ると俺の人生、8割方が黒歴史だけれども、
遠回りした分だけの歌を歌おう。
他の誰も歌えない、俺だけの歌を歌いたい。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
ふと自分の音楽人生を振り返ってみようと思い、走り書きをしました。
どちらかというと負けっ放しの人生だけど、自分に負けてはいないと思います。
そんな俺ですが、これからもよろしくお願いします!
code number[0069]
stylebeat
村崎星之
foreplay[0001]
昨夜のcode number[0069]主催イベント、「foreplay[0001]」にご来場頂きました皆様、
出演のDreadnoughTさん、Fused Of Caveさん、火ノ國RIOTさん、MADOATH ET TORNさん、
並びにジャンゴのスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。
イベントや音楽に関しての楽しみ方は人それぞれで、
嫌な事を忘れたい人、とにかく暴れたいという人、純粋に音楽を聴きたい人、仲間と飲みながら同じ時間を共有したい人etc…
皆さんそれぞれの時間を楽しんで頂けたならば幸いです。
そして何より、僕達が皆さんから力をもらえました。
これからもcode number[0069]としてこのイベント「foreplay」シリーズを続けていきますので、どうぞよろしくお願いします!
そして何より、普段通りの楽しいイベントができた事に感謝します!
foreplay[0001]
2016/06/18 熊本Django
出演
1.MADOATH ET TORN
2.火ノ國RIOT
3.Fused Of Cave
4.DreadnoughT
5.code number[0069]
セットリスト
1.Nostalgia
2.COME WITH ME
-MC-
3.Shangri-La.
4.GO AWAY,GET OUT HERE
-MC-
5.ONE NIGHT STAND
6.STRANGE STRANGER
イベントの主旨について
いよいよイベントまで4週間を切りました。
因みにこのイベントは復興支援でも何でもありません。
何故かと申しますと、出演者の中にはまだまだ支援してもらう立場の方もいらっしゃるからです。
なので僕達は、この状況でも敢えて普通のイベントという形で行います。
今まで通りのイベント。それが熊本のための一番重要な事だと思いますし、出演者もお客さんも、ジャンゴのスタッフさんにとってもかけがえのない空間をクリエイトする事ができると信じています。
チケットを買う。ドリンクをオーダーする。物販を買う。
この経済を回すという当たり前の事が今の熊本はおろか九州では重要な事です。
そしてその普段通りの行動こそが一番の復興支援だと信じております。
支援して楽しい。
誰もが得しかしないこのイベントに、皆さん是非お越しください。
code number[0069]主催イベント
「foreplay[0001]」
2016年6月18日(土)熊本Django
開場18:00/開演18:30
チケット前売2,000円/当日2,300円
(別途ドリンクチケット500円を入場時に購入して頂きます。)
出演
code number[0069](ex.HOSHIYUKILV99)
DreadnoughT(福岡)
Fused Of Cave
MADOATH ET TORN
火ノ國RIOT
新進気鋭の若手ヘヴィネスバンド「MADOATH ET TORN」、
福岡・熊本のメンバーからなる謎の覆面バンド「火ノ國RIOT」、
キラキラとしたサウンドとメロディで世界観を構築するバンド「Fused Of Cave」、
福岡発、圧倒的なサウンドで唯一無二のオルタナティブバンド「DreadnoughT」、
そしてHOSHIYUKILV99活動終了から約10年、新たにバンドとしてAOR(Alternative Obscene Rock)をコンセプトにイカガワしさ全開でお届けする「code number[0069]」。
どのバンドも見逃す事のできないバンドばかりです。
正直今回の地震で開催するか迷いましたが、県外のバンドは熊本のために、地元のバンドは僕達の未来のために全会一致で決行する事にしました。
そんな何処からどう見ても前向きなイベントになってますので、皆さん是非遊びに来てください!
この時ばかりは全てを忘れて一緒に楽しみましょう!
よろしくお願いします!
心配事なんぞブチ壊してしまえ
先日の関東での地震…
首都直下型地震が叫ばれている昨今、本当に心配です。
そちらの皆さんは大丈夫でしょうか?
熊本で直下型地震を2度喰らったからその恐怖は嫌という程わかります。
終わる事のない不安と恐怖…
けど結局、何処にいても地球に住む以上は必ず地震はきます。
恐れていても先に進むしかありません。
要は備えあれば憂いなし。常に意識を持って、災害に備えましょう。それしか答えはないと思います。
そしてまた、笑って再会しましょう!
そんな被災地熊本の小さな小さなムーブメントですが、僕達の未来のためにイベントを敢行します!
このイベントもいよいよあと1か月後に迫ってまいりました。
本当にいろいろあったからこそ、ガツンとイベント決行します!
code number[0069]主催イベント
「foreplay[0001]」
2016年6月18日(土)熊本Django
開場18:00/開演18:30
チケット前売2,000円/当日2,300円
(別途ドリンクチケット500円を入場時に購入して頂きます。)
出演
code number[0069](ex.HOSHIYUKILV99)
DreadnoughT(福岡)
Fused Of Cave
MADOATH ET TORN
火ノ國RIOT
新進気鋭の若手ヘヴィネスバンド「MADOATH ET TORN」、
福岡・熊本のメンバーからなる謎の覆面バンド「火ノ國RIOT」、
キラキラとしたサウンドとメロディで世界観を構築するバンド「Fused Of Cave」、
福岡発、圧倒的なサウンドで唯一無二のオルタナティブバンド「DreadnoughT」、
そしてHOSHIYUKILV99活動終了から約10年、新たにバンドとしてAOR(Alternative Obscene Rock)をコンセプトにイカガワしさ全開でお届けする「code number[0069]」。
どのバンドも見逃す事のできないバンドばかりです。
正直今回の地震で開催するか迷いましたが、県外のバンドは熊本のために、地元のバンドは僕達の未来のために全会一致で決行する事にしました。
そんな何処からどう見ても前向きなイベントになってますので、皆さん是非遊びに来てください!
この時ばかりは全てを忘れて一緒に楽しみましょう!
よろしくお願いします!
未来は僕らの手の中、でしょ!