少子化によって日本が消滅する未来が現実的になっている今日この頃。
少子化を防ぎたいが、結婚率も下がりつつある。
非嫡出子は難しい日本社会。結婚率が下がれば少子化も進む。
では、なぜ結婚しない女性・男性が増えているのか。
清談社の須賀小夜子さんの結論は、『適当な相手に巡り会えないから』。
何とも玉虫色のお答え。
その結論に至る理由は、
- 今の時代は、マッチングアプリなどで出会いの機会は豊富になったことに伴い、比較対象も増えています。その結果、次はもっといい人に出会えるかもしれないと思う人が増え、それにより『妥協してまで結婚したくない』という女性が増えた
- 日本社会は『きちんとした相手と結婚する』ことへのプレッシャーが強い社会だと言えます。だから、例えば非正規雇用の男性と結婚しようとすれば、『そんな相手とは結婚するな』というマイナスの意味でのプレッシャーを周囲から与えられることにもなります。しかし、男性間の所得格差が広がっており、世間で言う『結婚に適した男性』の数自体が減っていることも事実
- 短期的なメリットというのは、例えば一緒にいて楽しい相手であるということや、今よりも豊かな生活ができるということ。しかし、豊かな生活というメリットを結婚に求めるのは、女性が自分よりも収入が高い独身男性に出会いにくい今の時代、なかなか難しい
崇徳院ヴェストはこう考えます。
今の社会制度と、一度手にした自由を手放したくないことが理由だと。
103万円とか130万円の壁とか、保育所がないとか、自由に使えるお金や育児の束縛、
そんな不自由を強いられるのであれば、結婚のメリットなどないと。
家計でも、月収50万円の暮らしを経験後、30万円の暮らしを望む人はいないでしょう。
子を産み育てる喜びよりも、自由を奪われるデメリットの方が大きい日本です。
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