監督:アンシュル・チョウハン
脚本:ランド・コルター
主演:松浦りょう、尚玄、MEGUMI、藤森慎吾、真矢ミキ
公開:2022年
殺人犯が17歳。彼女の人生に更生の余地はあるのか。
17歳の娘を殺された両親。その二人の人生に安息の日は訪れるのか。
この事件の背後に何があったのか。
再審請求はどこから来たのか。
弁護士の思惑は“正義”なのか。
犯行当時の17歳と、7年後の24歳の違いは。
元夫・元妻のわだかまりと、服役囚の葛藤は等しく重いのか。
考えさせられることが多い。
しかし、答えが出るわけでもない。
法治国家である以上、法でしか“正義”を現わせないが、
さて、その“正義”を“正義”と呼んでいいのか、
一点の曇りもなく、晴れやかにわだかまりや葛藤が消えるのか、
人の命を、誰が、何のために、どんな基準で裁くのか。
時の流れは、心情や判断基準をも変えていく。
では、変化した結果は“正義”ではないのか。
何が不条理なのかと問う
です。
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