ミドフィフで真FIREし、楽隠居6年目の崇徳院ヴェストです。
私は“シニアからの投資”に反対しています。
退職金を貰うまで投資したことがない方々の、
残りの人生20年ほどで何をしたいのかもわかりません。
65歳から85歳が人生の最後期。
そんな時にお金を増やして何に使うつもりなのでしょうか❓
老後資金が足りないなら、働けるまで働くことをお勧めします。
さて、ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士の宮﨑真紀子さんの記事です。
彼女のシニア投資に対する2大リスクとは、以下の点。
- 時間の問題
- 判断能力の低下
私も同意せざるを得ません。
1について彼女はこう言っています。
> 保有期間5年の場合は、投資を始めたタイミングによって大きな収益を得ることもあれば、損失を被り元本割れとなることもあります。一方20年の場合は、どのタイミングで始めても収益は安定し、データ内では元本割れになることがありません。
私は臆病なので付け加えます。20年投資して85歳になった時、資産を何に使うのですか❓
85歳なら死んでいても不思議ではありません。
それに生きている間、投資しているお金は使えないことになりますから、
その分使える資産が減っています。
資産が増えてもそのまま使わなければ無駄。お金は生きている間に使いましょう。
2について彼女はこう言っています。
> シニアに「判断能力は大丈夫?」と問うことは、とても失礼な話です。しかし、銀行の定期預金に預ける場合と違い、一般的に投資となると対象となるのは株式や債券などの商品になり、値動きがあります。
悪い例は私の知人の一人。付き合いのある銀行員に勧められるがまま多額の投資信託を買い、
5千万円を溶かしたバカです。小学生未満の判断能力。
勤めていた会社での出世や給与額なんて全く関係ない世界。
世間を知らな過ぎたのですが、本人は会社しか知らないので理解できていませんでした。
崇徳院ヴェストとしては、
どんなに賢く分散投資したとしても、シニアは投資よりも賢く使うことに注力したほうがいい。
分散投資が成功しても、その資産をいつ使うのですか❓
もし失敗して資産を減らしてしまったら、それこそ取り返しがつきません。
会社での成功なんてちっぽけな世界です。
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