監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:デヴィッド・フランゾーニ
主演:ジャイモン・フンスー、マシュー・マコノヒー、アンソニー・ホプキンス
公開:1998年
実際に起こった「アミスタッド号事件」を題材にした映画。
奴隷として拉致され、53人のアフリカ人がアミスタッド号に乗せられた。
スペインへ戻る航海中、チャンスがあってアフリカ人たちは船を乗っ取った。
しかし、アメリカ海軍に拿捕されることとなり・・・
1839年の出来事、事件。アメリカ南北戦争の前。
ちょっと、キリスト教を礼賛しすぎている感があるかな。
そのあたりが鼻を突いたが、アメリカの本質も描かれていると思う。
現代、悲しいかな有色人種への差別がなくなっているとは言えないアメリカ。
私自身、アメリカに住んでいるときに実感した。
しかし、今から180年以上前、金銭的にも政治的にも何の得もないと思える、
奴隷として捕らえられたアフリカ人39人の弁護をする弁護士と元大統領がいた。
自由とは何か。
自由を求めてアメリカ大陸へ渡ったヨーロッパ人の心。
そんなアメリカの原点を見てみる一つの出来事の描写として
です。
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