真FIRE後の隠居旅行記、山梨県忍野村編の続きです。
今まで、真FIRE後に色々国内旅行へ行きましたが、
その各々の旅行先で“自然”や“滝”があれば、見に行くことを優先しています。
今回は目ぼしい“滝”が無かったので、青木ヶ原樹海の「富士風穴」を探検しました。
天然記念物の青木ヶ原樹海・富士風穴はプロのガイドさんがいないと行動できないので、
The Highest Peakさんのツアーに申し込みをしました。
このようなワンボックスワゴンで集合場所から青木ヶ原樹海へ。
「富士風穴」までは、青木ヶ原樹海の中を歩いていきます。
ガイドさん(大森歌右衛門さん)が、樹海の動植物を説明してくれます。
集合の時は、無口な人だなぁ~って感じたのですが、
現地に到着すると水を得た魚とはこのことを言うのだろうと思えるほど、
饒舌に樹海・風穴の自然について説明・解説してくれました。
この樹海は1,200年前の噴火の溶岩の上に形成された新しい森で、
木々の根は溶岩に阻まれて、地表に多く広がっているのだそうです。
「富士風穴」の入り口。
注意書きに大切な情報が。天然記念物だけに“持ち出し・持ち帰り”や“破壊”は犯罪になります。
この穴が、「富士風穴」。
ここから梯子を使って降りていきます。
大森歌右衛門さんの説明を聞きながら、風穴の奥へ進みます。
大正から昭和初期に、この風穴の低温を活用して、
養蚕(かいこ)の冬眠・保存場所として利用されていたそうで、
写真に写っている木箱は、その当時のかいこを保存していた箱だそうです。
この木材は、当時の小屋の跡だそうです。
奥の方は、まだ氷が残っています。歌右衛門さんの立っている左が氷筍の跡です。
訪ねたときは既に夏が終わった後でしたけど、それでも氷が残っていました。
昔は、もっと多くの氷が残っていたそうです。温暖化の影響でしょうか。
しかし、溶けた氷の下から大正・昭和初期のものが出てくることから、
その時代も氷はそんなに厚くなかったと考えられるそうです。
この後、ツアー参加者すべて(夫婦二組)がライトを消して漆黒の闇を3分ほど体験しました。
自然を観察・体験すると、自分の存在についても考えさせられます。
風穴内で1時間くらい、ツアー全体では3時間ほどでした。無事に帰ってこれて、ㇹッ。
隠居旅行記、山梨県忍野村編、つづきます。
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