隠居旅行記、別府温泉紹介編の続きです。
今回は、鉄輪(かんなわ)むし湯です。
ここは別府市営の温泉です。
料金も良心的で、近くに無料駐車場(注)もあります。
昭和初期は、白黒写真のような建物だったようです。
始めての利用だと、職員の皆さんが丁寧に入浴方法など教えてくれます。
泉温は81.7℃、pH4.1で酸性、ナトリウム-塩化物温泉です。
先ず、蒸し湯用の浴衣を着る前に、かかり湯をします。
この浴室の手前の小さな浴槽を使います。それから浴衣を着て、いざむし湯へ。
むし湯の入り口はこのように狭いので、必ず頭をさげるようにと指示を受けます。
この中は板の間になっていて、その上に石菖(せきしょう)という薬草が敷き詰められています。
その上に仰向けになって入浴です。
枕として石が置いてあり、その上にタオルを置きます。(でないと熱くて頭が火傷です)
レギュラーは8分間、係の人がその頃に声をかけてくれて、2分延長するかどうか判断します。
合計10分が最長で、それ以上むし湯には入れてくれません。
むし湯は背中からの蒸気がかなり熱く、じっとしていると火傷するほどでした。
出た後は、身体に付いた石菖を落とし、浴衣を脱いで、先ほどかかり湯をした浴室へ。
こちらは時間制限なく利用できますよ。
むし湯と入浴後は、しばらく身体を冷やさないと汗が引かなかったですね。
むし湯、日本では珍しいと思うので、皆さまも試してみてはいかがでしょうか
(注) 無料駐車場は13台止められますが、近くの熱の湯(別府市営、無料)の前にあり、
地元の方々が多く利用され、周辺道路が狭く、いつも混雑していますし、
地元の方々は高齢の方が多く、ほとんどが軽自動車でマナー(運転技術等含む)意識が低く、
ドアパンチなどがよくあるようです。崇徳院ヴェストの愛車も被害に・・・
ですから、高級車・趣味性の高い車での利用はお勧めしません。
隠居旅行記、別府温泉は続きます。
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