監督: フローリアン・ゼレール
脚本: フローリアン・ゼレール、クリストファー・ハンプトン
主演: アンソニー・ホプキンス、オリヴィア・コールマン、ルーファス・シーウェル
公開: 2021年
父親が認知症になったら・・・。
原作は、脚本・監督を務めるフローリアン・ゼレールさんの戯曲『Le Père 父』。
認知症が進んでいく父と、それを支えている娘。
父は段々と手に負えなくなり、娘は自分の人生もあり、苦悩する。
主要人物は6人しかいないのに、とても混乱する。
ポールなのかジェームスなのか、ルーシーなのかキャサリンなのか。
自分のフラットに住んでいるのか、娘夫婦のフラットに同居しているのか・・・。
映画は主人公のアンソニー視点から見ることになるので、誰が誰なのか分からなくなり、
娘は離婚していたのかしていなかったのか、タップダンサーであったのかなかったのか、
パリへ行く話はあったのかなかったのか、
自分が認知症になったかのような錯覚に陥る。
日本での認知症は、65歳以上で約16%、80歳代後半で約40%となっていく。
他人事ではない、悲しい恐怖が後を引く
です。
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