監督: 木村大作
脚本: 小泉堯史
主演: 岡田准一、黒木華、麻生久美子、西島秀俊、緒形直人、駿河太郎、池松壮亮、奥田瑛二
公開: 2018年
平成からの映画時代劇は暗いストーリーがほとんど。
この映画も、タイトルからして暗い。
原作は、葉室麟さんの日本の時代小説。
とある藩の家老が汚職の限りを尽くし、その不正を暴かんと立ち上がった者たちの哀愁。
理不尽極まりない世情。
いつの世も、抗うものは消し去られるのか。
さりとて、抗いもせず生きていられようか。
では、妻から褒めてもらえる約束の真意とは何か。
この21世紀でも、世界中に理不尽極まりない政(まつりごと)があり、
愛する者への激情が突き動かす正義は、受け継がれていくのであろうか。
でもね、近頃こういった時代劇が多すぎて食傷気味。
黒澤明監督の白黒の時代劇のような、考えさせてくれる映画を期待して、
です。
このブログオーナーのホーム・ページ 投資に株式な生活