FIREを達成して早期リタイアを楽しんでいる崇徳院ヴェストです。
セミFIRE とか、サイドFIRE
とか、そちらの方が日本人に向いているとか、
そんなエセFIREを目指したり、楽しんだりしている方々もおられますが、
結局、残りの人生、命の時間を十分に楽しめない、セミリタイア。 リタイアできていないのです。
自己肯定や足りない収入に、世間のしがらみが必要な方々なのでしょう。
それ以上に、心に余裕が無いのかも。
セミFIRE とか、サイドFIRE
は、流行り言葉の言葉遊びにしかすぎません。
さて、エセFIREの本質はここまで。
現実問題は、隠居・セミリタイア・生涯労働の選択ではなく、
年金生活に入るような年齢になってからの各家庭の経済状況。
そのような年齢になる前に、“資産形成”を達成できているかどうか。
できなければ、生涯労働しか残りません。
経済評論家で久留米大学商学部教授でもある塚崎 公義さんの記事は、
“保守的”な資産形成のひとつのガイドです。
崇徳院ヴェストからの見方だと、“保守的”であろうが“攻撃的”であろうが、
使える“時間 ”が大変重要です。
理想的なのは、“攻撃的”に1~2年で十分な資産を作り、その後数十年を“保守的”に運用する。
それでも、“攻撃的”に成功を収めるには、準備(学習・基礎経験など)に“時間 ”も必要です。
いきなり宝くじのようにビギナーズラックで3億円稼いだとして、運用に使う知識はあるでしょうか
そして“保守的”では10年単位の時間が必要です。
資産形成は、馬券や宝くじのように一夜にして数千万や何億を達成できるものではないですから。
塚崎さんのガイドに付け足すとすれば、“債券”も目減りしにくい選択のひとつです。
ただし、日本円ではないもので、
非常に安定しているもの(格付けがムーディーズAA以上、S&PのA以上)がよいですね。
“債券”は“株”と違って、どんな経済でも決まった利率で利息を払ってくれます。
現実には、このような知識をより深く学習していなければ悠々自適の老後は来ないでしょう。
自分が働くだけでなく、自分のお金にも長期にわたって働いてもらう思考と計画が必要です。
そりが合わない従業員や、やる気のない従業員を雇うより、
自分のFinancial Literacyを高めることで、自分のお金は従順に効率よく働いてくれます。
先ずは自分のFinancial Literacyを高めることからですね。
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