さて、昭和の思考、荻原 博子さんのネット記事に目が留まりました。
彼女によると、「これからは賃貸派が勝ち組」だそうです。
彼女の考察、「賃貸派が勝ち組」を崇徳院ヴェストの解釈でまとめると、
⏺️ 人口減少で空き家が増えているので、“借り手”が有利に借りられる。
⏺️ 資産が少なくても、UR賃貸や公営アパートが借りられる。
⏺️ 3000万円クラスのマンションでは賃貸も、購入も、総支払額が同じ。
(注: モデルは築20年の中古マンション、固定1.1%の住宅ローン30年、維持費4万円/月)
⏺️ 物件が古いので、売値は0に近い。(よって、リースバックやリターンモーゲージが使えない)
⏺️ マンションが古くなると、建て替えができない。
⏺️ 働く世代でも、リモートで家賃の安い地方に住み続けられる。
だから資産にならないマイホームを買うよりも、賃貸が良い。
確かに、これから50年を考えて人口が減る地域では、彼女の考察が当てはまりそうです。
しかし、長生きすれば家だけではなく、自分も老朽化で手入れが必要になります。
そうすると、人が集まっている地域に住でいることのメリットは、便利なだけではなく、
医療サービス、行政サービスの充実、持ち家の資産価値の維持、
高齢になっても同じ地域で生活できる等、有利な面がとても多い。
崇徳院ヴェスト流に言えば、荻原さんの考えは“田舎のネズミ”でしかない。
また別の言い方をすると、荻原さんの意見は、地方についてよく当てはまるだろう。
つまり、これから50年人口が減らない地域で“持ち家”することが、
老後準備の第一歩ということです。(東京都でも減る地域はある)
ということは、親からの援助が無い場合、それなりの収入が得られる職に就くことが重要かと。
これから過疎地の過疎は加速し、空き家が多くても住むのも地獄になり、
結局、老後は老人ホームか、都会へ出ていかなければ生きていけなくなる。
昭和の意見など、無視するに越したことはない。
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