監督: 瀬々敬久
脚本: 瀬々敬久
主演: 綾野剛、杉咲花、佐藤浩市、片岡礼子、柄本明、根岸季衣、黒沢あすか、村上虹郎
公開: 2019年
原作は、吉田修一さんの小説、「青田Y字路」と「万屋善次郎」。
田舎の限界集落で起こった事件、殺人サスペンス映画。
タイトルの“楽園”とは、何か。
ふたつの事件を一つの映画にしているところに、無理があるのかどうか。
それは、この限界集落の描き方に左右されると思う。
豪士と善次郎が思い描いた“楽園”と、現実の生活の逃げ場を失っていく境遇。
人の脆さを描きたかったのなら、その脆さの基準は何か。
誰もが脆い。 ちょっとしたボタンの掛け違いや、タイミングのズレ。
しかし、時間が過ぎていっても誰の贖罪にもならない虚しさ。
そんな、やるせない人間社会の理想の“楽園”に
です。
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