早期リタイア(アーリーリタイアメント、early retirement)に向き・不向きはあります。
崇徳院ヴェストは、このアーリーリタイアが死ぬまでにやっておきたいことリストの筆頭だったかな。
そして、アーリーリタイアには、その時期に応じて、それなりのお金の準備が必要です。
そんなお金の計算を書いてくれた記事が
アーリーリタイアするということは自己都合ですし、定年まで勤めるより退職金は少なくなります。
大卒、総合職の方の自己都合退職金(中央労働委員会の賃金事情等総合調査)は、
勤続15年で407万6,000円、勤続25年で1,287万円くらいだそうです。
学卒の22歳から60歳まで(定年退職)の勤続38年で2,659万7,000円くらい。
50歳でアーリーリタイアするとすると、男性で33年、女性で39年の生活費が必要。
老齢夫婦のゆとりある生活費平均36万1,000円(生命保険文化センター調べ)なので、
・男性が50歳で早期退職した場合
36万1,000円×12ヶ月×33年=1億4,295万6,000円
・女性が50歳で早期退職した場合
36万1,000円×12ヶ月×39年=1億6,984万8,000円 が必要になってきます。
その内、退職金や年金でまかなえる金額を引くと、
50歳の仮定の退職金2000万円(これでも上記の退職金より多いですが)
仮定の資産運用(iDeCo)を1000万円、公的年金が2700万円とすると、
男性の場合、8600万円程足りないことになります。
つまり、男性が50歳でアーリーリタイアしたいなら、資産運用で9600万円が必要。
約億り人になる必要がありますね。
崇徳院ヴェストの場合は、ミドフィフからアーリーリタイアしたので、
上記より少ない金額で足りるはずですし、
資産運用から配当、家賃などの収入が続きますから、違う計算になりますけど、
約億り人でないと難しいことは事実だと思います。
アーリーリタイアしたい方は、旅行計画なんかの1000倍緻密な計画を立ててください。
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