監督: 竹下昌男
脚本: 加藤正人
主演: 原田泰造、加賀未來、小西真奈美、七瀬公、葵わかな、長塚京三
公開: 2017年
俳優としての原田泰造さんが好きで、観ようと思った映画。
期待通り、私の感性にまとわりつく映画だった。
原作は、伊吹有喜さんの小説。
たぶん、主人公の利一(原田泰造)の年齢以上の人でないと、共感する部分が少ないと思う。
離婚してから十数年後、再会することになったら・・・
その時には、お互いの事情をより知ることになったり、知らない部分が複雑に影響して・・・
それぞれの生き方は、時に交差し、時に決別し、時に衝突し、時に触れ合う。
一番印象に残ったのは、志穂(小西真奈美)が別れを告げられるシーン。
利一はとても優しいのだけれど、根は自分勝手なのかもしれない。
それぞれが家族を持ち、暮らす中で離れていき、その後の繋がりがより複雑になっていく。
映画ではない実社会において、そんな面倒なことを多くの人達が処理しているんだろう。
そんな架空の話から現実を感じるので、
です。
いい映画だけれど、何度も見返すことないと思う。
P.S. 舞台の半分が新潟なので、
元NGT48の長谷川玲奈さん(山口派)が、木村沙智子役(黄色の衣装)で出ています。
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