監督: マシュー・ウォーチャス
脚本: スティーヴン・ベレズフォード
主演: ベン・シュネッツァー、フェイ・マーセイ、ドミニク・ウェスト、ジョージ・マッケイ、アンドリュー・スコット
公開: 2015年
実話を基にした映画。 原題は「PRIDE」。
原題もとても良いけれど、私は、この日本語タイトル「パレードへようこそ」もとても良いと思っている。
現在、LGBTという名称が一般化しつつあるけれど、30年以上も前、イギリスでの話。
ゲイの映画という色分けもできるけれど、
やはり、社会現象と捉える方が彼等の活動を素直に見れると思う。
時代が’84から85年、Queenのフレディー・マーキュリーが亡くなったのが’91年。
ゲイとAIDSについて、強く結び付きを報道するニュースが多かったと思う。
マークの思いつきは、神からの啓示だったのだろうか
イギリスロックバンドに青春を捧げたと言っていい私の人生。
その数々の歌のメッセージの底には、このようなイギリスの政治に対する気風があるのだろう。
仕事で、ウェールズ出身の人と知り合ったことがある。
ウェールズは、英語がネイティブじゃないことを知っている日本人は少ない。
ウェールズにはウェールズの言葉があって、ロンドンなどでは直ぐ訛りがバレてしまう。
でも、そんなことなんかまったくどうでもよいくらい、
政治や経済からの抑圧に晒されてきた人達を結び付けるものがあった。
はじめはコメディー映画だと思って見ていたけれど、これがイギリス風の表現なのだろう。
Kinky BootsもThe Full Montyも見たけれど、流れは良く似ている。
ゲイやレズビアンを礼賛はしないが、彼等の方がいつも前向きのエネルギーを持っているように思える。
で、私の評価は
です。
このビデオを取っておいてよかった。
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