監督: ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本: ハンプトン・ファンチャー、マイケル・グリーン
主演: ライアン・ゴズリング、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、ハリソン・フォード
公開: 2017年
久々に、映画館で観た映画。
ひとつ感動したのは、この映画を見に来た方々は紳士・淑女ばかりだったこと。
もちろん前作のファンの方が多いと推測。 よってある程度、年齢層が高め。
それでも上映時間が長いにもかかわらず、咳払いひとつなく、皆さんとても静かにご鑑賞。
運が良かっただけかもしれませんが、ブレードランナーが好きな人の特徴のひとつなのかも。
で、映画について。
ブレードランナーの続編です。 そして、前作を見ているか・いないかで評価が違うと思える。
何故なら、前作からの関連に「おっ」っと思えるか、短い場面でも「挿入してくれてありがとう」があるか、
細かいところが積み重なるかどうかが、少し影響すると思う。
この感想は、まったくもって私の独断と偏見なので、参考にならない可能性大。
前作ブレードランナーを「生」と捉える。
それは寿命が短かったレプリカント(ネクサス6)の、生きることへの切望。
続編、ブレードランナー2049を「死」と捉える。
それは寿命の呪縛から解放されたレプリカント(ネクサス9)の、崇高なものに奉げる献身。
やはり続編というのはとても難しい。
正直、前作より重みがない。
それでも、人間とは何かをレプリカントというプリズムを通して見る世界に引き込まれる。
評価は、☆ ☆ ☆ ☆ ☆ です。
前作を見ていない人には、見てからの2049を強くお勧めします。
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