監督: アンドリュー・スタントン 、アンガス・マクレーン
脚本: アンドリュー・スタントン
声優: 室井滋、木梨憲武、菊地慶、上川隆也、中村アン、牛山茂、高島雅羅
公開: 2016年
言わずと知れた、ディズニー映画。 ファインディング・ニモの続編。
今回は健忘症という脇役だったドリーを主人公にした脚本。
う~ん、流石ディズニーっていう脚本だけど、大味。
だって、たぶんディズニー映画に親しんだ大人だったら、このストーリーは当たり前過ぎる。
子供に見せても、ただちょっと面白くて、海洋生物が愛らしく描かれていて・・・、ってそれだけ。
以前紹介したズートピアみたいな、大人が見ても学べるところがない。
強いて言えば、助け合いは必要だし、弱点を持っている人達の手助けはするべきという指導。
しかし、映画の中に「悪者」が出てこない。
現実社会では、弱者を食い物にするものがいる。
そういった「悪者」を避ける、から遠ざかる、係わりを持ってから気付いたら逃げる、など必要。
そういった、実社会を反映した部分はない。
映画の中のドリーほどポジティブで、ある意味究極の楽観主義者だったら、
ある程度の「悪」はよけてくれるけど、そんなキャラに付け入る輩の方が多いように思うし。
だから私の評価は☆。 2回観たいと思わないし、学んだり、「おぉ、それだ!」の部分がない。
いい意味でも悪い意味でも、何も驚きがなく、凡庸。
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