FX稼ぎの道場 Masaです。
さて、久しぶりにチャートの紹介です。
いつも言うことですが、チャートは、どれかを使えば100%勝てる!という
ものでは、残念ながらありません。
ですので、自分に合ったチャートを試行錯誤しながら見つけて使って行く
ということになると思います。
こちらで紹介しているのは、一般的な使い方ですので、いくつか見てみて
実際の動きと比べながら自分に合いそうな組み合わせを検証してください。
RSIですが、Relative Strength Indexの略で、日本語では相対力指数と
訳されます。ただし、その日本語を使っている人はほとんど、というよりも
今まで見たことはありませんので、RSIが通常の呼び名になります。
RSIはアメリカのテクニカル・アナリストのJ.W.ワイルダーによって開発
されたオシレーター系のチャートで、買われ過ぎ、売られ過ぎを表すもの
となります。
相場の一定期間の間の値動きの中で大きく上げたり、下げたりした場合
にその過熱具合を示すものになります。
0 - 100% で表示され、
70%以上 買われ過ぎ
30%以下 売られ過ぎ
を表すといわれます。
で、RSIの役に立つ局面ですが、同じオシレータ系のストキャスティクスの
ように持合相場での売買ポイントを判断するのに使うのではありません。
押し目買い、戻り売りのタイミングに絡む分散決済及び次のエントリーポイント
確認に使うと有効的です。
では、実際のチャートを見ながら確認して行きましょう。
■アップトレンド
(クリックすると大きくなります)
下段がRSI(14)となりますが、オレンジの○が70%を超え、頂点となった
タイミングです。これを見るとアップトレンドの中の押し目買いへ向けた
下落タイミングとほぼ一致しているのが分かると思います。
このタイミングでたとえば一部を分散決済し、次の押し目(オレンジの
次に来る白のあたり=RSIが上向いて行く)では更に押し目買いの
エントリーポイントとなり得ます。
アップトレンドの場合には相場は上がって行くので、RSIの数値は上の
方に張り付きますので、押し目買いのポイントは白丸のような数値として
は中途半端なものになります。
これはダウントレンドの場合も一緒です。
■ダウントレンド
(クリックすると大きくなります)
ダウントレンドでは、オレンジの○が30%を切り、頂点となったタイミングです。
これを見るとダウントレンドの中の戻り売りへ向けた上昇タイミングとほぼ
一致しているのが分かると思います。
このタイミングでたとえば一部を分散決済し、次の戻り(オレンジの次に来る
白のあたり=RSIが下向いて行く)では更に戻り売りのエントリーポイントと
なり得ます。
ダウントレンドの場合には相場は下がって行くので、RSIの数値は下の
方に張り付きますので、戻り売りのポイントは白丸のような数値として
は中途半端なものになります。
気をつけないといけないのは、RSIを見ていても転換点は分かりません。
いつまでも、押し目買いや戻り売りを繰り返すとトレンド終了タイミング
で大きく損をする可能性があります。
ですので、MACDや移動平均線などと併用するのが良いと思います。
また、急降下、急上昇などがあると、RSIの数値は下あるいは上ではり
ついたままとなるので、意味をなさなくなることもあります。
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