いきもの、せいかつ、はまりもの-チョーさんオールスターズ!
チョーさんのブログで似顔絵コンテスト開催していたので、

ちゃっかり応募。


ぼくまちチョーさん(若いバージョン)をはじめ、

チョーさんを語るならば外せない!という個人的なオールスターズ。であります。


もっとマニアックなキャラも入れたかったな。腕がないので断念。



時刻は13時50分。チョーさん登場の「ONE PIECEステージ」まで40分あります。
立ち見スペースは前へ前へと齧りつく観客でぎゅうぎゅうです。(自分を含め)
あれだけ寒かった外が今は懐かしい!というくらい、暑い…。
天然の蒸し風呂状態です。
お客さんの層も幅広く、若い女の子や親子連れ、おじさんから常連風の外国人まで。
ここにいる全員が、40分間を立ったまま耐え切ろうという猛者であります。



退屈するんじゃないか?と心配していましたが、思ったほどではなかったです。
待ち時間の間にもスクリーンにはさまざまなCMを上映。
S.Q.の好評漫画の紹介をを声優さんの声付きで行う
「VOMIC」(だったか?)が面白かったです。
周りのお客さんは手馴れているのか、待つ間におにぎりを食べる、水分補給をする、
友人に連絡をとる、ネットで情報収集するなどその場でできることをやってました。
私は何も持ってなかったのでただ待つばかり…。
メモ帳の用意くらいはしましたが。



そんなこんなで40分が経ち、ついに司会のおねえさんが現れました。
前回のステージと同じく注意を聞かされる。
「もうしばらくお待ちください♪」のあと、アニメワンピースの映像が
流れ、ついに…


煙とともに声優さんたち5人が登場!


ジングルベルを歌いながら、サンタクロースの格好で!!
そして順番に自己紹介。この時点で場内のテンションもあがる。
特にゾロ役の中井和哉さんの番では、女の子たちの絹を裂く悲鳴…
じゃなくて、黄色い声援が飛びまくる。
こんなに人気あるとは知らなかったです。



サンタの格好はそれぞれで違っており、たとえば中井さんは真緑のサンタ服。
ナミ役の岡村明美さんは腕が出てた気がする。
ルフィ役田中真弓さんはサンタ帽が麦わらベース。
フランキー役矢尾一樹さんはなんと下が黒地に金のウロコ柄パンツ一丁!(寒くないのか?!)
山口勝平さんが…ちょっとうろ覚えです。髪を後ろにくくってたかな。



当日20日がクリスマス直前だということで、この格好だそう。
そして話題はみんなが抱えている袋の中身、交換用プレゼントへ。
順番に自分の持ってきたものを紹介します。
山口さんは地球儀ができる立体パズル。岡村さんは虹ができる装置。
中井さんは男性の首の白い置物?「ぼくの友達」で、名はタツヤだそうです。
矢尾さんはデスノートのフィギュアとワンピのグッズ、サイン付き。
田中さんは自分で絵付けをしたルフィマグ。



ここで田中さんの絵の技術が場内に波紋を呼ぶ。
そして反論する田中さんをあざ笑うかのように、どこからともなく声が…


「ヨホホホホホ!ヨホホホホホ!みみっちいですねぇー!」


きたー!
ざわめく会場、そして舞台の上手側からスモークが焚かれ、


チョーさん登場です!!
骸骨のお面をかぶったサンタクロース。
一番トラディショナルなサンタでした。黒いベルトのやつ。
あ、靴はなぜか白と赤のスニーカーでしたが。


舞台真ん中までダダッと走り会場に向けて


「いつも元気なブルックでーす!!」


とワンワンネタ。ブルックなんだ、チョーさんじゃなくて。
そんな感じに元気よく決めたものの、そのあとふつーに
声優陣の列に加わろうとするチョーさん(笑)
初登場だし何か一言!と言われると、観覧席の小さな女の子(多分)に


「そこのお嬢さん、パンツ見せてもらってもよろしいですか?」


とブルックおなじみのセリフ。岡村さんからすかさず「見せるかァ!」のツッコミが。
ちなみに見せてくれたそうです。素直すぎるぞ!女の子!



「みみっちい」と言った手前、いいプレゼントを期待されるチョーさん。
取り出したものは…ワコールのフリフリ・ピンク・パンツ!!
パンツネタ引っ張りますねー。
大ウケする観客の中、私は「誰が買ってきたのか」についてぐるぐると考えていましたが
後日更新されたチョーさんのブログによると、奥さんだったようです。
あと、これは気のせいかもしれませんが、直筆のブルックが描かれたシャツもついてたような…
その後触れられることもなかったので、ほんとに気のせいかもしれません。



プレゼントが出揃ったところで、今度は作者の尾田先生を呼ぶ流れになる。
再びスモークが焚かれ…るが、誰も出てこない??
と思ったら、上手から普通に歩いて尾田先生登場(笑)
挨拶をするがなんだか喋りがモゴモゴしている。
どうやらサンタの白い髭が口に入って喋りづらいらしい。結局外してました。
先生のプレゼントは、サイン色紙2枚!赤黒2色で描かれてます。
サンタルフィ&チョッパーと、チョッパー(トナカイモード)に乗るサンタルフィ。
すごくかわいかった。



田中さんは自分のルフィマグを先生に見せるが、「きもい」と一蹴される。
しかも二度も言われる。かわいそうな田中さん。



ここでステージの主旨が明かされましたが、どうやら
このプレゼントを賭けて出演者がゲームをするらしい。
なんだそりゃー!会場置いてけぼりか!
「大人はこうやって遊ぶんだよ」と、矢尾さん。
海賊漫画らしく勝者が総取りすることになり、
早押しクイズがスタート。



の前に、「チョーさん、それ、取ったら?」と山口さん。
なぜかこの時までチョーさんは骸骨のお面をかぶりっぱなし。
促されて「だって恥ずかしいんだもん、怖いんだもん」とモジモジしながらも
お面を取り、改めてチョーさん登場。拍手で迎えられました。
ちょっとかわいいとか思ってしまった。



クイズ番組っぽいセットが運び込まれ、「ワンピース・ヘキサゴン」がスタート。
ヘキサゴンとついてはいますがただの田中さんつながりだったらしく、
ルールは普通のポイント制早押しクイズです。審判は尾田先生。
内容はワンピースからに見せかけてあんまり関係ない。
「<新世界>といえば大阪の新世界ですが、ここで有名な串カツに関するルールは?(答え:二度ヅケ)」のような感じ。
コーナーの主旨はクイズ自体より、クイズに絡めた尾田先生への質問にあったみたいです。
でも「<新世界>ってどんなところ?」に対し「二度ヅケはOKです。」と言ってましたが。。。
もちろんそのあとまじめに答えてました。



クイズコーナーでは、チョーさんあまり動かず。
不正解者はCO2を噴射されるルールでしたが、解答しなかったので噴射はされませんでした。
あ、「新しい仲間チョーさんに歓迎のCO2を…」とナレーション入った時と、
「ニキュニキュの実の肉球人間」
という言いにくいセリフを噛んだ時は噴射されてましたが。



が!ここでチョーさんが"命を懸けて"歌うコーナーに突入!
バイオリンの生演奏で、曲名は「幸せの黒いハンカチ」。
原作でブルックが船員を起こす時歌ってたやつですね。
舞台前方に出てきたチョーさんが歌いだす。
これほんとにすごかったー!!
ミュージカル調の動作が付けられているのもさることながら、
歌い方の力強いこと!それに上手。
最近歌う仕事も増えて大変だ、と時々ブログにありますが、
すんばらしいじゃないですか。
会場内も、笑いとビックリが半々になった状態。
途中から手拍子も始まって、
大きな拍手で終わりました。
この生歌だけでも、新幹線に乗ってきた甲斐もあったというものです。



で、予選の結果矢尾さん1ポイント、田中さん3ポイント、他は全員0ポイント。
上位2名が勝ち抜いて決勝へ。
決勝のルールは風船が膨らんでいく小部屋に一人ずつ入ってクイズをし、
風船が割れるか、3本先取されたら負け。
おびえながら小部屋に入る矢尾さん&田中さん。
田中さんはかわいい声で命乞い(笑)しましたが、
尾田先生に容赦なし!
しかも出される問題が計算問題、問題の表示は一度きりという過酷さ。
懸命の答えまくるも、あてずっぽうで計算問題が当たるわけはなく…
まず矢尾さんお風船が、続いて田中さんの風船がバン!と割れる。



「ど、どうなるの?」
と田中さん。矢尾さんの方が早く割れたので、一応田中さんの勝ちのはず。
が、下された結果は「両方負け」。
結局プレゼントは会場のお客さんに抽選で配ることになりました。
ああー、そうなるんだ!!
考えてみたら当たり前でした。
チョーさんのプレゼント、フリフリパンツは女性に当たった模様。よかったね。



そしてそして、来冬に公開される劇場版ワンピースの予告編が、ここで公開!
なんと尾田先生がシナリオを書くそうです。
まだまだ内容は秘密ですが、ラフ描きなどもいくつか見られました。これはレア!



予告編のあと、「ウィーアー!」を歌うため東方神起が登場!
またもや黄色い声援に包まれる。
前方にハングル文字の入ったタオルを振り回す女の子がいましたが、
このために来たのでしょうか。
私は、残念ながらあまり東方神起を知らないものでそこまでテンションあがらず。
でも、韓国でのワンピース事情なんかも聞けて面白かったです。



大盛り上がりのあと、今日ステージに来れなかったメンバーからの
ビデオレターがあり、いよいよまとめに入りました。
出演者からの最後の一言、チョーさんは

「またお会いしましょう、さようなら~!」でした。



最後の締めは、「ビンクスの酒」を全員で大合唱!



会場も一つになって手拍子、そして歌う歌う!
ここでメンバーがエグザイルのようにぐるぐる回る演出あり(笑)
練習大変だったろうな~。
すっごくにぎやかで、楽しかったです。
作中のブルックの境遇を思うと、また一段と感慨深いですねえ。



ここでステージ通してのチョーさんをまとめてみると、
・基本、ちょっと離れたとこでユラユラ、ニコニコしながら見てる。
・でもここ一番、注目を浴びる時はしっかり会場を持ってく!
って感じでしょうか。
ジャンフェスに行って一番収穫として大きかったのは、チョーさんの「素の動き」。
声の演技はアニメやその他活躍している場で聴くことができるし、
ワンワンとしての動きは毎日のように観られます。
しかし今日、チョーさんの動きを観ようと思ったら簡単にはいかない訳で…
(たんけんぼくのまち再映像化の兆しもありますが)



なので貴重な機会でした。
上に書いたように基本、ユラユラしたり何かに寄っかかる癖のあるチョーさんですが、
登場シーンやジャンプする場面、歌う時なんかはばっちり
キレのある動きでした。舞台っぽいな、っていうのが感想です。
だてに20キロの重石をつけて操演してないですね。



というわけで、会場が最高に盛り上がるなか、声優さんたちは退場。
いい感じの幕切れでした。
私ももー、集中しすぎて頭クラクラです。
でも休んではいられません。
また50分あとには、チョーさん出演の東映アニメブースに
行かなければならないからです!




つづく

司会のおねえさんの注意のあと、登場したのはアメリカザリガニのふたり。
司会進行を務めるそうです。大阪弁にちょっと和む。
そしてゲストは女性声優さんが4人。後藤邑子さんだけ知ってました。
「ひだまりスケッチ」のひとですね。
自己紹介などしつつ、ドラゴンボールについて語っていると…


「ひゃー、人がいっぺえだ!オラ、緊張しちまうぞ」


うわーーー。
この声は!この幼少時から聞きなれている声は!
野沢雅子さんだ!最近は「墓場鬼太郎」観てました。
陰湿な鬼太郎が面白かった。
場内騒然。
そしてスモークと共に野沢さんが登場。
「本物やー」とアメリカザリガニ。本物です。



若手声優陣を交えつつ、ドラゴンボールアニメ放映当時の裏話などを語りました。
野沢さんは、自分が悟飯を演じることになると知らされてなかったそうです。
他にも主役級の三役を一人がこなすのは、業界では考えられないだとか、
ある回ではキャストが二人+ナレーターの三人だけでこれも伝説になったとか、
色んなお話が聞けました。



そして話題は2009年3月にアメリカに先駆けて公開される実写版「ドラゴンボール」へ。
未公開映像が流れ、実写版の悟空やブルマ、亀仙人(老師)、ピッコロなどを
目にすることができました。



話には聞いてたけど、これ、どうなんでしょうねえ。
ピッコロが映った瞬間、場内に笑いが起こっていました。
どうしても期待より不安を持ってしまいます。。。
そして野沢さんから鋭い指摘が。



「『かめはめ波』が、やっぱりアメリカの『かめはめ波』ですね。
 撃つ時のセリフが『カメー、ハメー、波ッ!』となってました。
 アニメでは必ず、『かー、めー、はー、めー、波っ!』か、
 『かめはめ波ーっ!』のどちらかなんですよ」



はあー。全然気付かなかったです。さすが。



続いて抽選会が行われました。
いくつかあった中で豪華だったのは、「吹き替え版ドラゴンボール出演権」!
これはすごいですよ。でもいいのかなあ、どうなのかなあ。
抽選会は優先観覧席のお客さん対象なので、立ち見スペースには
縁のない話でしたが…。
(前の人が「ヤフオクでいくら出るだろう?」と言ってて笑いました)



鳥山明先生直筆の手紙を野沢さんが読み上げる一幕もありました。
「シナリオや設定を聞いたときはびっくりしましたが(中略)
 別次元のドラゴンボールとして楽しむのが正解なのかもしれませんね」
といった内容でした。
ほんとにそうかも。



そして最後の挨拶は野沢さん。


野沢さん「お手を拝借!(と、かめはめ波のポーズ)
     かー、めー、はー、めー、」
会場「波ーーーーーーーっ!!!!」


で、ステージ終了。私もこっそり叫びました。こっそりですが…
逆に恥ずかしい。



再びステージに現れた司会のおねえさん。
立ち見スペースの観客に退場の案内をしてくれました。
しかし。



退場したのは、ごく少数。
その少数が空けたスペースを埋めるごとく、
みんな前へ詰める、詰める、詰める!


私の横にいた女の子が呟きました。


「退場するわけないよねえ」



!!!
ハッとしました。
私だけが1時間半をONE PIECEのために費やしてはいなかったのです。
むしろスペースの前方にいた集団はほとんど移動せず!



この集団、かなわないぞ…と背筋が寒くなりました。
時刻は13時50分。次回の「ONE PIECEステージ」まで40分。
先は長いです。


つづく

ジャンプフェスタ2009のレポートです。
レポートは色んな人が面白く書いていると思いますが、
主にチョーさんを中心にレポートします。
だらだら書きますので、チョーさん出演のステージについてはその三、その四をどうぞ。



まとめるのに時間がかかりましたが、12月20日は幕張メッセで行われた
ジャンプフェスタに行ってきました。
たった一人で、大阪から…心細いものですね一人旅って。
当日、大阪を出発したのが8時半ごろ。
東京に到着したのが11時。ここから京葉線で海浜幕張駅へ。
13時前、駅に降り立っての感想…


人が多い!


完全に「人間川」ができています。
正直、千葉をなめていました…そしてオタクと子どもたちをも。
すんごい人です!あまりの多さにおののいて、私はしばらく
近くのアウトレットショップで躊躇してしまいました。


こわい…


とも言ってられないので、腹ごしらえを終え幕張メッセへ。
「人間川」にざんぶと飛び込むと、周りから聞こえるのは濃い会話ばかり。

ここで気付いたこと。


オタクのノリは、関東も関西も一緒!


圧倒的に標準語圏の人々が多い状況で、完全に地域言語的マイノリティである
私ですが、同時に妙な既視感(既聴感?)を覚える。
独特の芝居がかった口調というか、比喩表現を多用する傾向があるというか…
おんなじなんですね。ちょっと感動。



そうこうしているうちに幕張メッセへ到着!
でっかい看板が現れます。ジャンプフェスタ2009!
そして行列は更に過熱。
案内に従ってひたすら歩くと、人間川が二手に別れました。
片方は私の目指す展示ホールへの道。混み具合はまあ、そこそこ。
そしてもう片方はオリジナルグッズ販売の行列…
ズラーーーーッと並ぶ人、人、人。
「こちら150分待ちです!」と叫ぶ案内係さん。
微動だにしない行列、微動だにしないのに立ち上る熱気。
「遊びじゃないんだよ」と暗に言われているようでした。

もうみんな目が本気だった。
「なんかいいのがあったら、お土産にグッズでも買うかな~」などと考えていた私は
ここできっぱりとその案を捨て去りました。
私が甘うございました。



展示ホール一本に目標を絞って、中へ。
スタッフさんに公式ガイドブックをもらう。
中では本当にたくさんの展示、イベント、体験ブースがひしめき合ってました。
人もたくさん。コスプレしてる人も!
あ、あのキャラ知ってる!という感じで楽しめました。
こんなに近くでコスプレ見たのは初めてかも。
とはいえ、私の目指すはチョーさんの出るステージ2つのみだったので、
他のブースにはまったくのノータッチ…。
もっと時間があればなあ。
あ、原画コーナーはちょびっとだけ見ました。
ハンターハンターの原画。かっちょよかったです。



ガイドブックによるとONE PIECEのジャンプステージは
14:30から。今は13時なので、まだだいぶ時間があります。
しかしあのワンピースのこと、会場は当然最高に混むはず。
そう考えた私は1時間半をステージで耐えきることにし、
ステージのある展示ゾーン3へ。



観客席は優先観覧チケットを持つ人の優先観覧席と、
立ち見スペースに分かれています。(知らんかった!)
下調べゼロの私はもちろん立ち見です。
ラッキーなことに、「家庭教師ヒットマンREBORN!」」ステージが
終わった直後らしい。立ち見スペースからは大勢の人たちが退場していきます。
首尾よくスペースの真ん中あたりにおさまり、待つこと15分…



次のステージ、「『ドラゴンボール』映画公開記念スペシャルステージ」が始まりました。



つづく

ジャンフェス楽しんできました!
期待以上に楽しい、そして熱い!イベントでした。
帰って一息ついたらレポを書きます。
体力が尽きてなければ…