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都合の良い裁量労働制

私が勤めている会社では裁量労働制が採用されています。

インターネット関連の企業で、ホームページ製作なども行っております。


裁量労働制は一ヶ月のみなし労働時間と時給を掛け合わせて、月給が決定します。

「みなし労働時間」というのは一ヶ月間にこれくらい働くよね。っていうアバウトな時間の決め方で、

例えば月170時間の業務とみなしてそれに時給2000円をかければ、月の給料は固定で34万円ということになります。


これは制度的にはまぁ納得のいくものです。

というのは、ホームページの製作の場合、1時間でどれくらい進むとも言えず、デザインに関しても早くできる場合もあれば、煮詰まって時間がかかる場合もあるからです。

早くできればその分月の作業時間は減るし、遅ければ月の作業時間は当然増加します。


月の給料があらかじめ確定しているので、早く終われば自分にとってはプラスとなり、遅ければマイナスとなるからです。


しかーし、これはいわゆる通常の裁量労働制の場合です。


わが社の場合は裁量労働制にもかかわらず、コアタイムが設けられています。

別に11時から15時とかならいいじゃん、とお思いでしょう。


いや、それが違うのです。


10時から18時までがコアタイムなのです。

つまり、この時点で1日7時間は会社に拘束されてるわけですガーン


どんなに早く仕事をこなしても、18時以前に切り上げることはできません。

しかも仕事が遅くなれば、裁量労働制の名のもとに残業代は支給されません。


つまりわが社の裁量労働制とは名ばかりで単に残業代を出したくないためのシステムなのです。


さらに裁量労働制の特徴とて以下のようなものがあります。


・仕事の進め方を労働者の裁量にゆだねること。

・業務遂行の手段や時間配分の決定などに関し使用者が具体的な指示を出してはいけない。


というものです。


まぁ、仕事には納期があるので、いついつまでに仕上げてね。というのは当然ですが、

何がどれくらいかかって、いつやってというのは指示をしてはいけないことになっています。

更に進捗状況等の報告を受けることも禁止されています。


つまり企業サイド、労働者サイドそれぞれにリスクを負うことになります。

しかーし、わが社の場合は、裁量労働制にもかかわらず、毎日業務報告をかかされ、

その上、しょっちゅうメールで作業はいつ終わりますか、いつ終わりますかと鬱陶しいくらいに報告を

求められます。


わが社の場合は単に、残業代を払いたくないという理由で裁量労働制を利用しているだけのようで、

そのくせ、裁量労働制を正しく理解しておらず、賃金固定でいいわいという浅はかな考えのようです。