新年早々シモの話で大変恐縮ですが、初夢で夢精をしてしまいました。小生、夢精なんて恐らく高校生のとき以来だったので、おじさんになってもするものなんだなぁというのと、今年は何かいいことありそうな予感がしてぞくぞくしました。ちなみに夢の内容は口が裂けても言えない。
今年は年平均の100本に全然届いてなかったけど、例によってよかった10本まとめてみました。
10.ファイティング・ファミリー
WWEのトライアウトにお兄ちゃんと妹が受け、妹だけはスター街道を突き進みお兄ちゃんが墜ちていく様子が「シング・ストリート」を連想させる。
自分の理想とする姿になれなかった人が、今度は夢追い人の後押しをする側に回ることを、諦めではなく生き甲斐として描いているのがなんとも優しくて、アイドルオタクのおじさんはお兄ちゃんの生き様に心を打たれ、妹のペイジのむっちむちの太ももに釘付けになってしまいました。
9.トイストーリー4
現実に話を置き換えてみると、3が親元からひとり立ちする話で、4は結婚の話ともとれるよなと考えたりする。
友達連中とわいわいする生活から離れ新しい家族を築いていくウッディと、友達の旅立ちを祝福するバズの姿をみて、自分もアンディやウッディとはトイストーリー1からの長い付き合いだったんだよなぁ、元気でな…と嗚咽しながら泣いてしまいました。
8.ジョン・ウィック3
遠く離れた土地で己の腕を磨きながら切磋琢磨し、この映画で拳を交えお互いの健闘を讃える様が、ララランドの二人が愛し愛され夢を追うことの喜びを踊りながら謳う様子と重なってしまい、拳で語る愛の形と武道の真髄を垣間見られた気がしました。おもしろアクション映画で括られるのはおれが許さない!
7.スパイダーマン:スパイダーバース
同じ監督作品のレゴムービーでは、観たことのない映像技法を次々とみせているのにテーマは普遍的だったけど、こっちでは親愛なる隣人スパイダーマンをきっちり描きつつアメコミヒーローのなんたるかまでエモーショナルに描いているの凄まじい。ヒーローがどん底から立ち上がる様がほんと好き。
6.ミスター・ガラス
ネタバレするとつまらないので詳しくは書けないけど、ラストのゾクゾクは久しく体験しなかった感情なので、是非アンブレイカブル、スプリットを観てから入って欲しいです。
5.ドクター・スリープ
前半は超能力バトル映画なのかな?って観ていたら、自分の大好物のジャンル映画に成り、あいつらがアッセンブルして大爆発!という最高のポップコーン映画になってました!ホームアローン好きな人は間違いなく好き。
といいつつも、ダニーとアブラちゃんの関係が、プーとクリストファーロビン、アナとオラフのようなイマジナリーフレンドであったことに気づいた瞬間、アッセンブルのシーンで爆笑してすみませんでしたという気持ちになりました。楽しくて切なくていい映画でした。
4.A Ghost Story
セリフや音楽はほとんどない90分の中で、人の営みの意味を観る人が考える作りになっており、感想を話しいるうちにまた泣けてきて、あのメモに書いてあったことを想像するだけで温かい気持ちになれました。
3.アベンジャーズ/エンドゲーム
観たあとおじさん3人でHUBで6時間感想戦したけどまだ足りないくらいだったから、ここで書ききれるはずもなく、この11年間をリアルタイムで劇場に足を運べたことが幸せだったなぁとしみじみ思う。
2.Once Upon a Time in Hollywood
デスプルーフのラスト15分に匹敵するおもしろさをここにきてもう一度撮ってくれたタランティーノが尊い…このラストの瞬間最大風速はもちろん、亡きシャロン・テートの記憶を楽しく爽快に蘇らせることができる映画ってやっぱいいものだよなぁ、そういえば映画って楽しいわ!って一番最初に思えたのもタランティーノの映画だったよなぁと。
1.愛がなんだ
折り合いをつけなくてもいい。賢く生きなくてもいい。好きなものがあれば間違いなく人生を謳歌している。映画「スピード」や「アンストッパブル」と同列で語られるノンストップ感情爆発映画でした。好きが止まらないテルコちゃんに対するおれの好きが止まらない。
以上でしたー










