全米が笑った!?4コマふぅ~ボイスドラマ@StudyStudio -15ページ目

チェリー♪ができるまで⑩ ~シンプルさ故に~

こんにちはorこんばんは♪
StudyStudioの脚本&演出担当、スタディです。

早いもので、もう1月も終わり、2月に入るとすぐに節分ですね。
皆さんは『恵方巻き』は食べられますか?

僕は大阪出身なんで子供の頃から食べていたのですが、東京に出て来た頃に、友人から「関東で食べるようになったのは最近だよ」と聞かされ(と言ってももう随分前ですが(笑))驚いたのを憶えています!

何はともあれ、今年の恵方は南南東』♪

チェリーマート』にも大量の『恵方巻き』が並ぶんでしょうね


『シンプルさ故に』

ボイスドラマ『チェリー』とは、"女子高生がアルバイトする話"!!

前回、自分で書いてびっくりしたのだが、この物語のコンセプトは本当にこれだけなのである(笑)

シンプル過ぎる!?
いや、このシンプルさこそが、僕にある重大な決断をさせる事になった。

それは、"物語のすべてを『チェリーマート』内で完結させる"という事!

や、イレギュラーとして、第6話 ちょっと行ってきます!では、チェリーが外へ飛び出して行ってしまうが、それでも物語の核は店内で展開される。

つまりは、ボイスドラマ最大の特性の一つである"時空の自由"を敢えて封印し、そこへ戯曲でよく用いられる"限られた空間=ワンシチュエーション"での展開のみで面白さを追求しよう!と決めたのだ。

※ボイスドラマにおける"時空の自由"とは、例えば、映像ドラマにおいて場面としての「月」を表現するには、視覚的に月面を観せなければならないが、ボイスドラマでは、ナレーションで「チェリー達は月面に降り立った」と言うだけで、月に居る事を表現出来る。
それは過去や未来といった時間軸にも当てはまり、ジュラシックパークさながらの白亜紀や、ドラえもんが作られた22世紀でも簡単に表現出来る。まぁ、そこにリアリティーを加える音の演出はもちろん必要であるが…。

ここまで決めてしまえば、後はもう、コンビニ内で起こる様々な出来事にチェリーや宮澤のキャラクターを当てはめて行くだけだ。

そう簡単に言えたのも、やはりコンビニでのアルバイト経験があるからだった。

物語を作る上で、創造する事はもちろん大切な事なのだが、自分の経験の中から考える方が、圧倒的に簡単リアリティーが増すのは言うまでもない。

や、もちろんそれだけではダメなのだが、その経験から導きだされた様々な出来事に、チェリーだったらどう対応するのか?宮澤だったらどう反応するのか?と考える。
すると、その回答が物語になって行くのである。

こうして、僕は一気に1話~7話を書き上げた!!

そして、意気揚々と出来上がった脚本をスタッフ達に送ろうとしたのだが、その中の一人から"ある提案"が出され、それを聞いた僕は、慌てふためく事になるのであるーーー。

【つづく】



すみません…orz
今回も長くなってしまいました。

う~ん、文章を書くのってホント難しいですね。脚本を書く方がどれだけ楽か!!
や、面白くなくて良いならばですけどね(笑)

今年の節分は、欲張って脚本と文章、両方上手く書けるように!と願おうかな(切実)

皆さんはどんな事を願いますか?