ブログの閲覧数,普段多くても30くらいなのが,昨日と一昨日でそれぞれ2000くらいあり,何事かと思ったら,『アメトピ』というものに採用されたようです。
初めてのことでしたが,多くの人に読んでいただけ,恐縮しています。
せっかくなので,何か書こうと思います。
タイトルですが,最近読んだ本に出てきて,印象に残ったことです。
聖徳太子の言葉ですが,
「私がいつも聖者、正しい訳ではない。相手がいつも愚者、間違っている訳でもない。私も相手も、ともに凡夫、誤った判断をする人間なのだ。」
というような意味です。
「自分が正しいと思うことの危険性」に言及したものです。
人間は「正義は自分にある」「相手の思想はおかしい」と思ったとたん,相手を躊躇なく攻撃します。
教育もそうです。
普段教えている時,自分はこれがもっとも良いだろうという提案をしますが,それが全ての生徒に合致するとは限りません。
押しつけにならないように気を付けていますが,それでも絶対的にこうだと伝える場面は多くあります。
常に「疑問を持つ」という姿勢は大事にしようと改めて思いました。
さらには,受験というものに関して,合格が絶対的正義で不合格が不正義なのか。
合格でも不合格でも,人生は続いていくのであれば,仮に思わしくない結果だったとしても,これまでしてきた努力が合否という側面では芽生えなかっただけで,自分の中に確かに積み上がっているものが実感できれば,何も悲観する必要はないのではないか。
そんなことにも思い至りました。
もちろん,合格のために全力は尽くしますが,「絶対」ということは世の中そうあるものではないと思いますので。
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