小学校のうちに身に着けておきたいことはたくさんあります。
算数の計算ならば,四則演算は小数,分数でも問題なくやれるようになっておくことはもちろんですが,単位量当たりの大きさの概念をしっかり身に着けておくべきです。
速さも割合も,この考え方がベースになります。
公式丸暗記ではなく,考え方を理解し,納得しておくことが望まれます。
これが身に着いていれば中学理科の計算も,なんら怖いことはありません。
濃度,密度,圧力,湿度,どんとこい!って感じです。
社会の資料読み取りでも必須です。

特に割合の考え方は,大人になって社会に出てからも本当によく使います。
そのため,私立推薦や公立前期を受けて進路が早めに決まった中3生で,3月までやってくれる場合は,高校の予習はもちろん,この割合を,小学校まで遡って復習したことが何度かありました。

スーパーへ行ったらお惣菜のポテトサラダが298円。
タイムセールで3割引きのシールが貼られていた場合,瞬時にいくらくらいか計算できますか?
298円を300円と見積もって,300円の1割は30円,3割で90円,300‐90で,大体210円。
2円多く見積もったから,200円くらいか,みたい計算を頭の中でして,買おうかどうしようかと一考する。

住宅ローン金利0.5%,勤めている会社の売り上げ10%増,顧客の8割5分が満足している……
割合は速さよりもずっと実生活に密着しています。

もし中学生であやふやな人がいたら,今すぐにでも復習した方が良いです。
それか,夏休みなどの長期休みの際に,本腰を入れて取り組むのも良いでしょう。

お花屋さんの上,船のマークの学習塾Study Shipです。

杉山