今回は子どもたちがだいたいどのように発達していくのか、確認しようと思います。
小学校は6歳から始まりますが、その前の発達の進み方を知っておくことで、子ども達が今どのような状態なのかを、見取る役に立つのではないかと思います。
ただし子ども達にはそれぞれ個性や発達の差があるので、だいたいこれくらい…というイメージで見て頂けたらと思います。続きも随時上げていきます。


★おおむね生まれて6ヶ月頃までの子ども達
 

・あやすとクーイング(※)がでてくる。動くものを上下左右に追視したりする。

・だんだんと哺乳の量や時間が決まってきたりする。おなかがすいたり、眠くなった

 り、おむつが汚れて気持ち悪くなると泣いて伝えようとしたりする。

・だんだんと連続した音や、「あーあー」等の2音節の声を出したりする。

 (これは6ヶ月頃を過ぎてからスタートの子どもたちもいるので焦らないでくださ

  いね)
・1日の中で何度も寝たり起きたりする。しかしだんだんと昼夜の睡眠パターンがで

 きてくる。
・だんだんと首がすわってくる。そうすると寝返りをしたり、腹ばいをしたり、上半

 身を起こそうとしたりする。
・人見知りが始まったり、人の区別がついてくる。親等の特定の大人がいると安心し

 たり、いなくなると泣いたりする。声にも反応したり、顔を見てきたりする。微笑

 みや笑い声、笑顔が出てくる。
・手を口に持って行く。指を口に入れようとする。目の前のものをつかもうとした

 り、だんだんとつかんだりしてくる。

※クーイング…生まれてから泣いたりぐずったりしていた赤ちゃんですが、生後2~

       3ヶ月頃に「あー」「くー」「うー」等の声を発したりするようにな

       ってきます。リラックスしている時にでやすいです。これは赤ちゃん

       が舌を使わずに簡単な母音を意味に関係なく発しており、これをクー

       イングといいます。

 

子どもたち一人ひとりも個性があり、発達のはやさも違います。でもだいたいこんな風に大きくなっていくんだな…ということは、教員として知っておきたいな、と思って確認してみました。