え、ひょっとして呼吸停止?
この日も、めちゃくちゃ忙しい日でした。まだ、薬を自分で投与できないので、もう一人の看護師に確認してもらいながら与薬をしていかなければならなかったのですが、看護助手がいないかわりに、学生がいるという、蓋を開ければ、3人いるんだけど、私の為に一人手を取らせていたら、患者さんの排泄をお世話する人がいなくなるし、学生一人に任せられないし、結局 私が看護助手の仕事をしなければならない一日でした。看護師は、忙しく与薬をしていて、相部屋から個室に移動していったり、電話の応対に忙しく、私は、患者さんをトイレに連れて行かなければならなかったんです。外国人の患者さん、私の英語もよくわかりずらそうだけど でも、お互いコミュニケーション良くウォーカーを使って、一人で歩いてトイレに行きました。私は、後ろから見守っているだけ。しっかり歩いていたから、この時は、全然心配していませんでした。トイレから戻ってきて、またしばらくすると、トイレに行きたいと患者さんが言い出したので、オッケー、と言って、またエスコートしてトイレまで連れて行きました。途中、ちょっと辛そうだったけど、さっきも歩いて行ったし 大丈夫だろうと思っていたらトイレの便座に座った瞬間、操り人形のひもが切れたみたいに、力が抜けて、患者さんがぐったり、今にも床にずり落ちそうになりました。「Could I have some help, please!!」 私は、力いっぱい叫んで、患者さんを必死に床に落ちないように支えていると、同僚がすぐに駆け付けてくれて、目が明いてるから大丈夫、ベッドにすぐに移動させよう。と言って力の抜けた、反応のない患者さんを車いすに乗せて、ベットに急いで戻りました。ベットに横たわらせて、血圧を測って、どうにか 意識をとりもどして、復活してくれましたが、あのまま息しないんじゃないだろうかと、かなり心配しました。きっと血圧が 急に下がったんだと思います。しばらくの間、応答しなかったので、あああ、もうこれで息を引き取ってしまったっと真剣焦りました。ここでのポイントは、血圧って、どうして下がるの?Postal hypotension は、重力によって 血液が足やお腹の方に下がっていったまま、心臓に戻ってこない状態です。血圧が20m🅻 Systoric、10ml Diastoric以上下がると、Postal hypotensionと言っているようです。本来なら、baroreseptorという細胞の機能が働いて、脳に信号を送って、血圧を通常にもどそうとしますが、それが機能していなかったり、高血圧の薬を飲んでいたり、心臓に疾患があったり、脱水状態だったり、原因要素はいろいろあるみたいです。(参照ウェブサイトhttps://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/orthostatic-hypotension/symptoms-causes/syc-20352548#:~:text=When%20you%20stand%20up%2C%20gravity,circulating%20back%20to%20your%20heart.)今回の学習は、この患者さんが、高血圧の薬を飲んでいたか、心臓に問題はないか、パーキンソン病など神経系の病気を患っていないかそういったことを頭に入れておくと、ドクターも そのあとの処置がスムーズに行われるということ。後は、寝たきりになってしまうと、体の筋肉も衰えてくるので、一日に一回は、ベットからでて椅子に座るというのも大切なこと。あと、食事の後も、血圧がさがるから要注意。患者さんと歩くときには、いつも頭の中で、「fall, fall, fall, fall」といいながら、いつでも倒れた時に 処置できるようにしておこうと思いました。それにしても、まじで 心肺停止だと思ったので、そのあと、ドーット疲れが出てきたのでした。今日は、差し入れのジンジャーマンマフィンに、私は命を救われた。笑